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軍需産業ではなく『死の商人』

 テレビから悲惨な映像が流れてくる。今でも耐えたいのに、イスラエル軍による本格侵攻のカウントダウンが始まっていて、それを世界が息を潜めて見守っているという信じ難い状況だ。

 考えてみてほしい。もし武器がなかったら、こんな状況は怒らない。武器があるからどんどんエスカレートするのである。そして問題は深刻になるばかりで、何も解決しない。

 それなのに「死の商人」という言葉が、いつの間にか消えている。それどころか、安倍政権の頃から軍需産業のテコ入れが始まり、成長分野として期待が掛かるようになった。

 イスラエルにも、日本企業が178ヶ所も拠点を作っているという。そのほとんどが軍需作業だろう。戦争に関わらないことは最大の良さであった日本が、一体何をしているのか。

 死の商人は恥を知れ。

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