<シリーズ「バス停探訪の旅」アーカイブ編>                バス停の名称「北3線14号」北海道上川郡比布町 運行会社 道北バス     初訪2007年4月、再訪2015年8月

このシリーズのNOTEでの連載をスタートさせた。既に講談社「バスマガジン」4年間連載しているシリーズの撮り下ろし&書き下ろしだ。ちなみにバスマガジンのタイトルは、「バス停のある風景」だから、改題している。以下本文をどうぞ!ちなみにこの記事はバスマガジンの2015年11月号に掲載した内容です。

旭川空港に到着すると、四月なのに吹雪で驚いた。当時私は会社員で創立記念日が4月5日木曜日で、お休みと週末を組んでバス停の撮影をするためだけに北海道にやってきた。有難いことに旭川在住の大学の同級生だったA君に仕事を休んでもらって1日運転手を頼んだ。国道40号(名寄街道)を北上した。当時ちょうど旭山動物園がブームの最初のころだった。またプロ野球の草創期のスター選手として著名なビクトルスタルヒンの名前がついている球場と銅像の横を通ったら、彼の学校の先輩にあたることで盛り上がった。
更に北上すると吹雪がひどくなり防雪柵が、絵になってきたから数か所を撮影した。感じたのは、厳冬期ここで、バスを待っていたら、命が危険だと思えるようなところだった。

今回の再訪は、8月なのに早くも秋の気配漂うお盆明けすぐだった。またもA君に会社を休んで運転手してもらった。前回の取材以来8年ぶりの再会。お互いに体型と髪の毛の量については、見ればわかるので、言及せずに、僕の立場がフリーランスになっていたことを話のネタに該当のバス停を撮影するために、北上した。街中を抜けると、防雪柵が見えてくる、そろそろだと思ったら通り過ぎた。そして記憶していたバス停の名称が、違うことが判明した。なぜなら前回、バス停の名称が錆と積雪でよく読めなかったからだ。道北バスに何回も電話で照会しながらやっと、見つけた。「北3線14号」が正しい名だった。写真集編集当時、バス会社に電話して確認を取ったが、完璧ではなかった。しかしながら今回以前の写真に写り込みしているモノなどをチェックした作業は、推理をしているようで、楽しい時間だった。ちなみに推理上手はA君の方だった。

僕のHPのURL変更しているので、ご注意ください。

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