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グローバルマインドを育む海外子育て

note40日目。
今日のお題は「グローバルマインドを育む海外子育て」

海外で子育てすればグローバルマインドが育つわけではないけれど、グルーバルマインドの育て方について私が思うことを書いてみよう。

グローバルマインドを育む海外子育て


今回のお題にあるように、海外で子育てをするとグローバルマインドが育つと思われがちだ。だけど、ただ生活しているだけでは、残念ながらグローバルマインドは育たない。
例えば、同じ人種のコミュニティ(ここでは例として日本人コミュニティにしよう)にずっといれば、英語や現地の言葉が話せるようになったとしても、付き合うのは日本人、日本人家族となるため、日本人ベースの考え方・マインドになる。

グローバルマインドをどう定義するかにもよると思うが、とにかく様々な文化、背景の人と実際に接する環境を作るのが大事だと私は考えている。

子どものグローバルマインドが育つきっかけとなったのは、アメリカ時代に大学の家族寮に住んだからだと私は思っている。

世界各国からいろんな人たちが、留学生として来て住んでいる場所だったので、国籍も多様。肌の色も瞳の色も、話す言語も違った。
大人だけだったら、そこまで交流が生まれなかったのではないかと思うのだけど、子どもというのは「遊び」を介して、言葉が通じなくても仲良くなる。さらには、仲良くなるから言葉が上達するという好循環が生まれる。

子どもたちは学校から帰ってきたら夕食までの時間と、夏は夕食後もずっと寮の敷地内で遊んでいたので、とても沢山の国の人たちと接していた。
だから子どもたちにとって、世界は近いものという認識だと思う。
〇〇ちゃんの国はアメリカ、▲▲ちゃんはブラジルだって、というように様々な国の友達がいて、友達の国を身近に感じているようにみえる。
自分で家を探して住んでいたら、絶対にない環境だったと思う。

また、モンテッソーリ教育では、国や文化などを学ぶ機会も多く、下の子は国旗をほぼ暗記している。だから、家庭内で「え!?モンゴルとカザフスタンの国旗知らないの??」といった会話(下の子から)が行われる、、、(笑)
幼児期から世界地図や地球儀を用いたワークも沢山あり、そこでも様々な国のことを学ぶ。

日本で通っていたモンテッソーリスクールは、40か国くらいの家族が在籍しているところだったので、子どもたちにとっては、いろんな国の生徒がいるのが自然なことだったし、学校では英語だけど、家で使う言葉が違ったり、お弁当が違ったりするすることに違和感がないのだと思う。
今、子どもが在籍しているモンテッソーリクラスにも、ニュージーランド、中国、インド、ロシア、ウクライナ、パキスタン、韓国、日本、フランス、などたくさんの国の子どもたちが集まっている。

いろんな人種、文化の人に接し、その中で日本人であるという、自己認識を高めていく。
それがグローバルマインドの育て方につながるのではないだろうか。


32日目から40日目までのお題(予定)


32日目: ニュージーランドでのモンテッソーリ教育の取り組み
33日目: バイリンガル子育てのメリットと課題 
34日目: 子供の自己肯定感の育て方
35日目: ニュージーランドでのカルチャーショックと向き合う方法
36日目: モンテッソーリ教育と学校適応力の関係
37日目: 親子関係の築き方とコミュニケーション術
38日目: 教育と遊びの融合
39日目: 子供の感情教育とモンテッソーリの原則
40日目: グローバルマインドを育む海外子育て ←今日ココ


しばゆみのつぶやき(無料)


8月から始めたnote。
毎日書かなきゃと思うとしんどいけれど、だんだん書くのが楽しくなってきて、気づいたら40日目まできた。
時々眠い中、書くことはあるけれど、「やっと、、、40日に到達、、、」といいよりも「あれ?もう40日?」という感じだった。

とにかく、負担に思わず、書き続けられたことに意味があるし、嬉しい。


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