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モンテッソーリ教育と子どもの感情教育

note39日目。
今日のお題は「子供の感情教育とモンテッソーリの原則」

だったのだけど、このタイトルからだとモンテッソーリ教育が感情教育において優れている、みたいに見えそうなので、「モンテッソーリ教育と子どもの感情教育」として私が保護者として感じたことを。

モンテッソーリ教育と子どもの感情教育


モンテッソーリ教育だから感情教育が優れているということはないと思うのだけど、子どもたちが通っていたモンテッソーリスクール(アメリカと日本)でみて良かったと思う感情教育に繋がるものについて紹介したい。

それは、子どもたちが友達との間で不快な感情や葛藤を感じた時に使うもの。
Peace Rose とPeace Table 

アメリカで通っていたスクールには、教室内にPeace Roseという本とバラ(造花)が置いてあり、子ども同士でもめ事が起きたときにはこのバラを使って気持ちを伝えあい、仲直りをすると先生が言っていた。

それに驚いて(感動して)ツイートをしていたのがこちら。

problem solvngではあるのだけど、どう感じたのかという感情を相手に伝えないといけないので、自分の感情がどういうものであるかを知る必要がある。だからなのか、子どもたちは感情表現の言葉を、私が子どもの頃よりも沢山知っている気がする。

私は子どもが日本の学校にほとんど通っていないので、日本では感情について取り扱う機会がどの程度あるのか、モンテッソーリ教育の方が多いのか、などはわからないのだけど、このpeace roseは子どもの感情教育の上で大きな役割を持つと思う。

そもそも、感情教育という言葉を実はあまり聞いたことがないのだけど、自分の感情を理解して、表現すること、そして他者の気持ちを知り、理解することだと考える。
となると、やはり自分の感情を知るための言葉が必要になるので、感情に関する言葉を多く持つことが必要だ。
そして、その言葉を使うことも必要だし、他の人が使っているのを聞くことも大事だ。そのような機会を持つという意味でも、Peace RoseはPeace Tableはとても意味があると思う。

Peace Tableも同様の使い方をされる。(バラの受け渡しはないが)
Peace Tableついて書いてあるサイトはこちら。(英語です)


子育てをしていて、親として子どもに感情が出せるように教えようとしていて、小さいころは子どもの感情を代わりに言い返してあげていたけど、だんだんそういう機会も減ってきている。
徐々に自分で感情の言葉を学び、理解してきているんだろうな。

私は親として(心理師としても)それを見守るだけ。


32日目から40日目までのお題(予定)


32日目: ニュージーランドでのモンテッソーリ教育の取り組み
33日目: バイリンガル子育てのメリットと課題 
34日目: 子供の自己肯定感の育て方
35日目: ニュージーランドでのカルチャーショックと向き合う方法
36日目: モンテッソーリ教育と学校適応力の関係
37日目: 親子関係の築き方とコミュニケーション術
38日目: 教育と遊びの融合
39日目: 子供の感情教育とモンテッソーリの原則 ←今日ココ
40日目: グローバルマインドを育む海外子育て


しばゆみのつぶやき(無料)

息子がスクールキャンプから帰ってきた。
顔が真っ赤に日焼けしていたけど、とても楽しかったようで、帰りの車の中でも食事中も、ずっとこんなことがあったということを話していた。
いい経験をしたんだろうな。

そして私は気づいたら、昨日から、息子が帰ってくるのを楽しみにしていて、夕食に何を作ろうかなと考えていた。
誰かの帰りを待つ楽しみって、とてもいいものだなと思ったし、その対象が子どもになったことが嬉しかった。

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