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俺たちの冒険はこれからだ!【ホラー映画を毎日観る人】(145日目)「ゾンビボーダーランド〜めざせ!アンデッドのいない国境地帯へ〜」

「ゾンビボーダーランド〜めざせ!アンデッドのいない国境地帯へ〜」(2019)
プレドラグ•リチナ監督

◆あらすじ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー一夜を共にした女性が突如豹変、凶暴化し襲われた伊達男のモティカは命からがら逃げ出すも街はゾンビで溢れ返っており、病院に助けを求める。
そこで憧れの女優フルヴォイカと出会い、彼女達と行動を共にする。このパンデミックにはなんと某飲料水メーカーの陰謀が渦巻いていた。
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ゾンビパニック系なのにそこまでゾンビとの戦闘シーンがあるわけでもなくなく、コメディ色強めの割にはそこまで振り切っているわけでもなく見ようによっては中途半端な作品にも思えますが個人的には面白かったです。
クロアチアとセルビアの対立を軸に、ぶっ飛び設定をパワープレイで押し通して最後はジャンプの打ち切り漫画のような終わり方でインパクトがありました。

某飲料水メーカーの陰謀でクロアチアで販売されているクロアチア水にゾンビ化するウイルスを混入させパンデミックを起こすもセルビア人やセルビアの血を引く者は免疫を持っており感染しない

セルビア人の血とアルコールを混ぜたものが血清になり、皆助かりハッピーエンド

かと思いきやその血清を打つと凶暴な新セルビア人になる

このままじゃヤバいので人間だけを消し飛ぶ人間爆弾を軍が宇宙ステーションから発射

皆消え去ったけど、主人公一行はちょうど川に飛び込んでたのでセーフ

俺たちの旅はこれからも続くエンド

後半部分を箇条書きにしてみると改めて本当に意味が分かんないですね。想像力豊かな小学生達からアイデアを募って全て盛り込んだらこんな感じになりそうです。
飲料水メーカーのお偉いさんが黄金バスローブを纏い宇宙ステーションからクロアチアを監視しているのもセルビア人が感染しないのも新セルビア人の存在も全部意味不明ですけど嫌いじゃないです。

主人公が津田寛治さんにアイパーをあてたような伊達男でその他の登場人物も個性豊かでした。

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