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【ホラー映画を毎日観る人】(21日目)「ゾンビスクール!」

「ゾンビスクール!」(2014)
ジョナサン•ミロ監督
カリー•マーニオン監督

これはべらぼうに面白かったです!!
最後多少の尻すぼみ感はあったものの緊張感もメリハリもあってすごく良かったです!

“教師達VSゾンビ小学生”
という構図がたまらない!最高です!
学園モノのゾンビ映画って基本的に教師達がゾンビから生徒達を守るために奮闘するっていうのが王道だと思うんですけどこれは大人達が生徒達をボコボコにしていきますから笑

主人公は小説家の夢を諦めきれていないので
「あくまで自分の本業は小説家だ」というプライドもあり教師の仕事は生活費を稼ぐためで、授業で自分の小説を読ませようとしたりしていてやる気が無いです。というか主人公以外の教師も教師という職業にあまり誇りを持っていなくてどことなく“俺はこんなもんじゃない”という本心が垣間見えたりします。
だからなのか生徒達に対して思いやりなどは無く何の躊躇いもなく薙ぎ倒していき、誰一人として「感染した子供達を助ける方法があるはずだ!」とか言いません笑

感染理由は給食に出されたチキンナゲットで、なぜ子供達の間でしか感染が広まらないのかをコミュ障の理科教師がしっかりと科学的に説明してくれます。
ゾンビに関しては子供だからなのかまずは数を増やし、集団で襲いかかってきます。かなり子供っぽさが残ったままですが知能は高めです。人間の言葉もある程度理解してるっぽいです。

主人公の恋敵である体育教師が美味しいところを持っていき、見せ場もたくさんあり、予告でも完全に主人公ポジションでした。
ちなみに主演のイライジャ・ウッドは製作の総指揮も務めています。

日本語吹き替え版は主人公が浪川大輔さん、恋敵の体育教師は若本規夫さんと超豪華です。一回目は普通に字幕版で見たので吹き替え版でもう一度観ます。

「死の交響曲を奏でるぞ」というセリフがあったり、ロッケンロールを「やったるぜ」に訳していたり、この作品の翻訳をした方は遊び心があってすごく好きです。

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