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新潟に移住して一ヶ月、ぶっちゃけどうなのか振り返ってみた。

2020年6月5日から新潟にUターン移住をして、ちょうど一ヶ月が経過しました。
移住してから本当に多くのメディアに取材いただきましたが、実際に一ヶ月住んでみてどうだったのかを振り返ってみることにしました。
ちなみに、移住に至った経緯とかはこちらのnoteをご覧ください。

さて、今回の記事では、新潟で一ヶ月生活をしてみて「良かったこと」と「悪かったこと」をまとめてみました。
良かったことばかり書くと現実味が欠けると思いますので、ちゃんと悪い部分も書こうと思います。
ただ、悪い部分というのは正直これから改善していけばいいだけだと思っているので、全体的にポジティブな内容になっているとは思います。

では、良かったらご覧ください!これから移住を考えている人の参考になれば幸いです!

新潟に移住して良かったこと

まずは良かったことから。

とにかく飯と酒が美味い

これはもう文句なしです、はい。
枝豆は美味いし、寿司は美味いし、お酒は美味しいし、もう最高です。

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何より感動するのは、コスパが良過ぎることです。同じもの東京で食べたら2倍くらいするんじゃないかというくらい。
私の胃袋は、ガッチリと新潟につかまれました。

自然との距離が近い

これは10年ぶりに住んでみて、一番感じるありがたいポイントです。
車でちょっと行けば海があるし、山もあるし、自然がたくさん。癒されます。
嬉しすぎて一ヶ月で10回くらい海を見に行きました。

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仕事の合間にちょっと海で癒されるもよし、海を見ながらワーケーションもよし、夕日の沈む日本海もよし。
今月はキャンプに行く予定も既に入っていますが、自然と触れ合えることは本当に幸福度が上がります。

四季を感じることができる

東京にいたときは、正直あんまり四季って意識しなかったです。ほとんどビルの中にいるし、雪降ったりしないし。
新潟に来てからは、四季を強く感じます。空が開けてるというのと、やはり自然が近いから、そして何より新潟は良くも悪くも四季が激しいからですね。

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最近、本当に久しぶりに蛍を見に行きました。自然の輝きは、正直映画より感動したかもしれません。だってほら、写真だと伝えられない美しさだから。

想い出が記憶に残る

これは先ほどの四季の話と関係しているのですが、新潟に来てから「想い出」がしっかりと記憶に定着する気がしています。今まで都内でたくさんご飯に行ったり遊んだりもしたのですが、正直どれがいつのことだか忘れてしまっています。
ところが新潟だと、あの夏の日に関屋浜でバーベキューしたね、といった具合に季節と体験と思い出がセットになるわけです。これはどう考えても記憶に残りますよね。

みんなお祝いしてくれて嬉しい

これは正直一番嬉しい点ですが、本当に新潟の皆さんが「おかえり」とウェルカムしてくれて、とても幸せな気持ちに日々なっています。

家じゃないのに、「おかえり」と言われるんですよ。

故郷って、最高ですね。


新潟に移住して悪かったこと

さて、そろそろ悪い部分も書かないとただの自慢話になるので、頑張って捻り出しました。

飯が旨すぎて太る

これね、マズイです。美味すぎてマズイです。
気を抜くと絶対に太る。お酒が美味いのもあかん。

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今までは食事の量を制限することで体重調整していたのですが、その方法だとせっかく新潟にいるのにもったいない。
ということで、運動することにします。笑

車がないと生きてけなくなる

都内だと歩いたり電車乗ったり、毎日なかなかの距離を移動してたんですよね。
新潟はね、車じゃないと無理です。何もできないです、正直。
こんなに車依存するのはアメリカ以来かな。これも先ほどの太る原因の一つですね。とはいえ、ドライブ好きなので海沿い走るのとか最高です。

現金使う頻度が多い

やはり都内に比べると、まだまだキャッシュレス比率が低いのを実感します。
財布取り出したり現金用意するのが面倒で面倒で・・・。
そんな中でも、PayPayの普及率すごいですね。めっちゃ使ってます。現金かPayPayの2択という店、多いです。
地方に住んでみて完全に分かったのですが、ペイメントアプリの勝敗を分けるのは、確実に「導入店舗数」ですね。もうね、ぶっちゃけカバー率が高ければ何でもいいです。とにかく現金以外を使いたい。

アウトレットがない

これね、結構イタイです。僕の場合、年に数回アウトレットに行くだけで、だいたいの服を揃えていたんですね。安いのはもちろんなんですが、普通に便利なんですよ。
頼むから新潟にアウトレットできてほしいです。お願いします。

駅近にイケてるサウナがない

もうね、唯一の趣味と言ってもいいくらいのサウナ。東京だったら「かるまる」「北欧」「ラクーア」とか、たくさん良い所があって通ってたのです。
見附の「ほっとぴあ」は、なかなか良かったです。

でもね、新潟駅近に欲しい!仕事帰りに!サウナイキタイ!ロウリュ!アウフグース!オロポ!
サウナイキタイ!

総じて、新潟生活最高です。

まぁ要するに、ちゃんと運動すれば、あとはキャッシュレス化が進んで、アウトレットがあって、そしてサウナがあれば、今のところ文句ないです。
これさえ実現すれば新潟好きな全ての若者が帰ってきますので、よろしくお願いいたします。

「いやいやいや、仕事の問題があるだろ!」
というツッコミが来ると思いますが、その辺は是非いくつか取り上げていただいている新聞・テレビ・ラジオ・ウェブ記事などをご覧くださいませ。笑

ウェブだとこの記事が結構まとまってます。

あとですね、フラーって会社も積極的に採用してるみたいなので、良かったらご覧ください。笑

そろそろまとめると、移住してから日に日に元気になっているのを実感するし、ストレスも絶対減ってるし、幸福度が爆上がりしているのは間違いないです。
5年、10年ぶりくらいのクリエイティブな時間の使い方ができていて、今までの人生で最良の選択だった気がしています。

自然とテクノロジーが調和した街へ

新潟の良いところを生み出している源泉は、豊かな「自然」だと思います。一方で、キャッシュレスをはじめ都会に比べて不便に感じるのは「テクノロジー」が欠けているから。
「自然」と「テクノロジー」って一見相反しているような感じがするのですが、実はそんなことないです。
ITのメッカであるシリコンバレーは、実は都会というよりはニューヨークと比べると自然豊かな田舎です。すっごく車文化だし、空も開けている。
最近シリコンバレー在住の投資家の人と話したのですが、シリコンバレーのテック系の人たちは「自然」との触れ合いを大事にしているそう。週末はキャンプに行ったり、サーフィンしたり。
きっとそうすることで、デジタルとアナログの、ワークとライフの、バランスを取っているのでしょう。

そう考えたときに、実はシリコンバレーに近い環境なのはむしろ新潟なんじゃないかと思えてきました。
圧倒的に自然豊かなので、あとはテクノロジーを追加していって、うまく調和すればいい。
都会に自然を足すよりも、地方にテクノロジーを足す方が簡単だと思うのです。

「自然とテクノロジーが調和した街、新潟。」

良いコンセプトだと思いませんか?

ということで、みんなで新潟にイケてるサウナ創りましょう!
間違えた、みんなで新潟盛り上げましょう!笑

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