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ビットコインやブロックチェーンを理解できないBTCコアカルトの皆さま、法の世界にようこそ!

こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。

巷ではブロックチェーンテクノロジーの本質を理解できない仮想通貨民の皆さまが、「非中央集権」だとか「資産防衛」だとか「デジタルゴールド」だとかで『ビットコインは時代の最先端(それがわかる俺ってイケてる)』とばかりに、𝕏などで黒歴史レベルの投稿を得意げにしているのですが、そのご自慢のBTCが「偽ブランド(コピー)品」としてきっちりと取り締まられる未来が近づいています。

その模様は、2月5日から英国にて審理が進行中の「COPA vs.クレイグ・スティーブン・ライト」の “サトシ裁判” を注目していただきたいのですが、おそらく『ビットコインは時代の最先端(それがわかる俺ってイケてる)』の皆さまはなんもわかっていないと思われますので、まずは『一体何が起こっているのか?』を、以下ガンダルフさんの動画にてご確認ください。

簡単な補足をすると「COPA」とは元Twitter CEOのジャック・ドーシーを中心に設立された表向きは特許防衛団体のことで、主な加盟企業としては旧Facebookの「Meta」、米国仮想通貨取引所の「Coinbase」「Kraken」、BTCパチンコ会社の「MicroStrategy」、なぜか国内取引所からは「bitbank」が参加しているのですが、遅れて加盟した「Meta」につきましては “サトシ裁判” の直前になって何かしらの理由で「COPA」から脱退をしています。

一方の「クレイグ・スティーブン・ライト」とは、仮想通貨界隈では “自称サトシ(Faketoshi)” と非難を浴びている一癖も二癖もある厄介な人物ですが、いずれビットコイン(ブロックチェーンテクノロジー)の発明者として世に名を残す稀代の天才です。

今回の裁判は、「COPA」が「クレイグ・スティーブン・ライト」に対して『サトシじゃないと認めて宣言しろ!』と提訴した “お前はサトシじゃない裁判” でして、「COPA」側は「クレイグ・スティーブン・ライト」が “サトシ・ナカモト” ではないことの立証を、「クレイグ」側は自らが “サトシ・ナカモト” であることを立証する係争になっています。

色眼鏡なしで「クレイグ・スティーブン・ライト」に関わる過去の裁判記録や判決、その他「クレイグ・スティーブン・ライト」の経歴やビットコインに関する造詣の深さをうかがい知るだけで、“サトシ・ナカモト” が「クレイグ・スティーブン・ライト」以外の何者でもないことが理解できますが、既得権益や宗教上の理由でそれが許されておりません。

事実から、「COPA」側が「クレイグ・スティーブン・ライト」が “サトシ・ナカモト” ではないことの立証は不可能ですので、「クレイグ」側が敗訴することは考えられないのですが、『クレイグという男は虚言と偽装・偽造の常習者』との印象操作にて裁判官の心証を悪くすることで、もしかしたら「COPA」側に有利な判決が出る可能性も十分にあり得ます。

ここで面白いのは、「クレイグ・スティーブン・ライト」側が “サトシ・ナカモト” を立証できたとしても立証できなかったとしても、結局のところ膨大なブロックチェーン関連特許を取得している「クレイグ」側が、BTC共栄圏に対して知的財産権の法的権利を提訴して行使しますので、遅かれ早かれBTCの差し止め・損害賠償・ライセンス料金の徴収等に至るでしょうし、国内外の仮想通貨取引所も潰れてなくなってしまうのかも知れません。

今回の “サトシ裁判” の判決内容如何によっては、その時期が早まるというわけですね!

『非中央集権のビットコインは検閲耐性があって政府も干渉できない最強の資産』と寝言ってる人もいますけど、仮想通貨への法規制は粛々と進んでいますし、「偽ブランド(コピー)品」である脱法マネロンコインは、普通に差し押さえられて没収もされます。

なお、ここまでの「COPA vs.クレイグ・スティーブン・ライト」の “サトシ裁判” の様子は、以下「WIRED」の記事が中立的ですので、ご興味のある方は参考にしてください。

裁判の全体像につきましては、以下の記事で把握することができます。

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BTCコアカルトの特徴

2017年8月1日にBTCからBCHがハードフォークしてビットコインが分岐しましたが、その後のBTCはビットコイン(ブロックチェーンテクノロジー)の社会インフラ的な意義・役割・使命の一切を台無しにして、金儲けの道具としてカルト化していきました。

カルトに属してしまうと、第三者が傍から見て『異様だ...』と思うようなことも平気でやってしまうのですが、当の本人たちは “その異様さ” に全く気がつくことができません。

『ビットコインは時代の最先端(それがわかる俺ってイケてる)』とばかりに、BTCとビットコイン(ブロックチェーンテクノロジー)が別物だと認識できない人は、以下のようなBTCコアカルトの教義に染まってしまうのですが、いくら学校のお勉強ができて好感の持てるパーソナリティだったとしても、薄っぺらい人間であることがバレてしまいます。

特徴その1:レーザーアイ

BTCコアカルトの皆さまは、𝕏などのSNSアイコンを、以下のような “実に不快で薄気味悪い” レーザーアイ仕様に(冗談ではなく本気で)加工をしてしまいます。

上記のポストは、どこかの誰かが勝手に加工をして遊んでいる「コラ画像」なのではなく、現アメリカ合衆国大統領ジョー・バイデンの公式アカウントなのですが、こんな異様なことを平気でやってのけてしまうような人間の言動を信じてはいけません。

このバイデンのポストだけを見ても、BTCがどのような存在なのかわかりますよね?

4月に迎える半減期や11月の大統領選前後まで例のようにテザーパンプで価格を釣り上げた後、「〇〇ショック」の到来でジョー・バイデン(アメリカ帝国)と共に崩壊するのかも知れません。

ちなみに「COPA」に加盟している「MicroStrategy」元CEOのマイケル・セイラーの𝕏アイコンも、以下のようにレーザーアイになっていてこちらも漏れなく気持ち悪いです。

特徴その2:HODL(ホドル)

「HODL(ホドル)」とは仮想通貨民のネットスラングのことで、どうやら「BTCを買っておけば “ガチホ気絶” しているだけで価格が上がり続けるので、大事なことは何もしないことで売ったりしない」らしいのですが、これもBTCコアカルトの特徴です。

ビットコインやブロックチェーンを理解できないBTCコアカルトの皆さまは、どういうわけか『半減期になると価格が上がる』とか、『ハッシュレート(採掘速度)が上がると価格も上がる』とか謎理論を吹聴しがちなのですが、価格とは価値を反映したものです。

理想的には、BTCというチェーンの有用・有益性(市場に創出した価値、もしくは創出期待値)に応じて価格は変動するものであって、4年周期の半減期やマイニングマシンのハッシュレートによってBTCの価値は上がりませんので、これを価格に結びつけるのはナンセンスです。

しかしながら、BTC共栄圏としては、4年周期の半減期ごとに価格を倍々に高騰させていかないことには、マイニング企業の「収益(ブロック報酬)-費用(電気代)」が赤字となりBTCから他の収益効率の良いチェーンへとマイナーが移動してしまいますので、死活問題になっています。

そもそも「ブロック報酬」というのは、「①ブロック補助金+②取引手数量」の2つで構成されており、「①ブロック補助金」はあくまで初期段階の補助金であって、「②取引手数量」にてマイナーの収益を担保していかなくては成り立たない設計になっているのですが、BTCのブロックサイズはフロッピーディスク並みの1MBしかなく、秒間で7件程度しか処理できませんので、永遠にまとまった「②取引手数量」を得ることができません。

つまり、BTCというチェーンが生き残るためには、4年毎に半減していく「①ブロック補助金」であったとしても、マイニング企業の「収益(ブロック報酬)-費用(電気代)」を黒字で維持するために、BTCの価格を倍々に釣り上げ続ける必要性があるのです。

『半減期になると価格が上がる』とか、『ハッシュレート(採掘速度)が上がると価格も上がる』とかの謎理論を信じて “ガチホ気絶” も構いませんが、無事死亡しないようにね!

※補足:BTCは2023年1月の予期しないOrdinalsの登場によりSegwit×Taprootの魔改造を利用した1MB+3MB=4MBまでブロックサイズが拡大していますが、これらの魔改造もnChain社(クレイグ陣営)の特許を侵害しており「BTCの死」を意味しています。

特徴その3:『We are all Satoshi』

最近は見なくなったけれど、以前にBTCコアカルトの皆さまが『We are all Satoshi』の合言葉で “なかよしこよし(超絶笑顔)” の動画を作成して、(暗に「クレイグ・スティーブン・ライト」はサトシではない)のキャンペーンを展開していたことがありました。

今になって思うと、この『We are all Satoshi』のキャンペーンが、現在進行中の “サトシ裁判” の前哨戦であり、「COPA」側の世論誘導だったことがわかります。

カルトというのは、一見すると「言っていること」や「やっていること」が実にまともそうではあるのですが、どうしても言動の端々にカルトの本質的な部分が表出してしまいますので、なんだか薄気味悪いというか「異様さ・違和感」が拭えません。

以下の写真は、ハンガリーの首都ブタペストにあるビジネスパークに設置された「サトシ・ナカモト」の像なのですが、やはり薄気持ち悪さが作品に滲み出てしまっています。

ビットコインの謎の考案者を表現するため、顔部分は鏡のように仕上げられた。見る人の顔が映り込むようにしたのだ。制作者の一人は「ビットコインにはインターネット上のみんなのものという基本的なコンセプトがある。私たち全員がサトシということです」と語っている。

上記のコメント内容からも、この銅像を設置した意図がわかりますよね?

以前にも書きましたが、そもそもビットコインとは「デジタルゴールド」といった無用の長物ではなく、マイクロペイメントやスマートコントラクトやCBDCが実用可能な「ブロックチェーンテクノロジー」のことであり、IPv6でのインターネット通信やAI技術を丸ごと飲み込んでいくものです。

「非中央集権」だとか「資産防衛」だとか「デジタルゴールド」だとかで『ビットコインは時代の最先端(それがわかる俺ってイケてる)』とばかりに、BTCの価格だけ見てイキって𝕏などに投稿してしまうと、とっても恥ずかしい黒歴史をブロックチェーンに刻んでしまいますよ。

BTCコアカルトの皆さん、法の世界にようこそ!

以上 – ビットコインやブロックチェーンを理解できないBTCコアカルトの皆さん、法の世界にようこそ!– でした。

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