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子育ては「絵本」と一緒に!困ったときは、絵本の読み聞かせをしよう!

子育てをしていると、子どもにうまく説明できなくて困ってしまうことや、子どもに「してはいけない」と何度注意しても、子どもが同じことをしてしまって悩んでいる、ということはあります。

そんな困った時は、「絵本」が役立ちます。今回は、絵本が子育てになぜ必要なのか、読み聞かせのメリットについてお伝えします。

●子育てで困ったら絵本でのりきろう!

なぜ子育てで困ったら絵本の読み聞かせが良いのでしょうか?例えば、イソップ物語の「羊飼いとオオカミ」の話は有名ですよね。

これは、羊飼いの少年が「オオカミが来たぞ」と何度も嘘をついて町の人たちを驚かせていたら、本当にオオカミが出た時、誰も信じてくれず助けてもらえなかったという話です。

この絵本を読み聞かせることで、子どもは「だから嘘をついてはいけない」ということを学びます。子どもは絵本のストーリーをあたかも自分が体験したかのように脳にインプットします。

そのため、親が「嘘はついてはいけません」と言葉で伝えるより、絵本を読み聞かせることで「こういうときにはこうすれば良いんだ」と人生経験を豊かにしていくことができるのです。

ただし、注意点が一つ。絵本を読み聞かせた後に、大人が「この本はこういうことを言っているんだよ」と説明してはいけないということです。子どもが自分でそのことに気づくことが大事で、自分で気づかないと習慣は変わりません。

一度の読み聞かせで気づかないなら、二度、三度と読み聞かせてあげましょう。そのうち子どもの心にストンと落ちる時がきます。

子育てで困ったという時があったら、伝えたいことにあった絵本を選んで、読み聞かせてあげてください。

●寝る前の読み聞かせで心をリセット

寝る前の絵本の読み聞かせは、子どもの心をリセットするのにも効果があります。子どもを叱った日なども、寝る前に読み聞かせをすることで、不機嫌だった子どもも次第に機嫌が直り、笑顔ですやすやと寝ることができます。

叱られたまま寝ると、嫌な気持ちが翌日まで持ち越されてしまうことがありますが、寝る前に絵本の世界に浸って楽しい気持ちで寝ることができれば、翌朝はすっきり目覚めることができます。

叱った日や子どもに嫌なことがあった日などは、ぜひ寝る前に絵本を読み聞かせをして、楽しい気持ちで眠ることができるようにしてあげましょう。

絵本は、子どもに多くの気づきを与えてくれたり、気持ちを切り替えてくれたりします。さらに、子どもの語彙を増やすことにも役立ちます。ぜひ、「絵本」のある子育てを心がけてみてください。きっと絵本が子育ての助けになってくれることでしょう。