七月堂・七月堂古書部

1973年創業。主に詩集の出版をしています。2016年に古書部OPEN 七月堂HP h…

七月堂・七月堂古書部

1973年創業。主に詩集の出版をしています。2016年に古書部OPEN 七月堂HP http://www.shichigatsudo.co.jp/ 古書部オンラインショップ https://shichigatsud.buyshop.jp/

マガジン

  • 店主日記。または七月堂通信。

    2024年から七月堂古書部店主がつぶやく場所になりました。

  • お知らせ

    七月堂や七月堂古書部のお知らせです。

  • 七月堂書籍ご紹介 *一部注文チラシ付

    チラシは地方小出版流通センター経由のものと、直取り引きのものがございます。

ストア

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    次世代短歌 新作集2024【新本】

    【出版社内容紹介】 『次世代短歌 新作集2024』とは 今注目の歌人47名が集まる ― 現代短歌アンソロジー『次世代短歌 新作集2024』 歌風、歌歴、所属を超えてあらゆる短歌表現者に集まっていただき、あらたな試みをおこなうために立ち上げたメディアがこの『次世代短歌』です。短歌を愛する人たちの熱気とアイデアにあふれ、そこから短歌のこれからが垣間見える。そんな場にしていきたいと考えています。 『次世代短歌』は継続していく企画であり、この書籍はそのあらたな試みの最初の一冊となります。 ■参加歌人と作品タイトル 今回作歌をお願いする際、連作もしくはそれぞれ一首ずつ独立した短歌作品群のどちらかを選んでいただきました。 蒼井杏 「でこぼこのもり」 あひる隊長 「花をよける」 飯田有子 「作品七首」 井口可奈 「マイクロウェーブ」 石川美南 「祖母たち」 伊舎堂 仁 「そんなことしちゃだめだろ短歌」 井上法子 「はだれのなかを」 今紺しだ 「春の濃度を」 岡本雄矢 「有名人」 岩倉曰 「Paradiso」 遠藤健人 「いつでも素数」 音忘信 「でかいニュース」 笠木拓 「幕間」 上篠翔 「Aの欠落、Zの誘惑」 からすまぁ 「夜行」 工藤吉生 「作品七首」 くろだたけし 「友だちなんて」 笹川諒 「猫の髭」 嶋稟太郎 「語を足す」 白野 「顔」 鈴木ジェロニモ 「突風」 鈴木晴香 「誰か言ってあげて」 田村穂隆 「マスカットと浴室」 津島ひたち 「世界のスクロール」 橙田千尋 「飴の抜け殻」 冨岡正太郎 「soulless」 toron* 「卵生の春」 永井祐 「AirPods」 永汐れい 「盲目の月」 西村曜 「作品八首」 薄暑なつ 「淡い窓」 長谷川麟 「かじか」 初谷むい 「嘘の味は桜」 早月くら 「六面体の季節があって」 東直子 「リボンを」 久久カナ 「痛みの話」 廣野翔一 「スクリーン・シティ」 福山ろか 「音楽」 古井咲花 「作品七首」 三田三郎 「この世に生まれなくておめでとう」 森口ぽるぽ 「命」 森下裕隆 「両手を合わす」 守谷直紀 「代表ではみ出た綿毛」 山田航 「36号線、あるいは八月二十日の戦死者たち」 湯島はじめ 「Nocturnality」 揺川たまき 「Beyond the Falling Snow」 吉田衣織奈 「花を食べる」 (敬称略・順不同) 呼びかけ人 深水英一郎 発行所 WritingSpace Inc. 発行日 2024年5月1日 A5変判 152ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
    2,200円
    七月堂古書部
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    詩誌La Vague vol.2

     例えば眠りから覚めるとき、何かに取り残されたような気持ちになる。その漠然とした不安を埋めるように目を開けて、己につながるものや意味をほとんど無意識にさがそうとする。眠りから覚める、すなわち、次へ向かうタイミング。どこへ向かっているのか、何を模索していたのか。わたしたちは時に足場を確かめながら、あるいは夢の続きを思い出す様に、問いを生きる。こたえをさがすように、詩を読み、詩を書き、詩誌を編んでいる。    女性詩人たちにより創刊した詩誌La Vagueは、準備号(Vol.0)、創刊号(Vol.1)と段階を踏み、今号(Vol.2)へと到達した。これからを模索するわたしたちは、今回のテーマ作品を「さがす」として、テーマ作品を持ち寄った。過去を現在を未来を、夢を現実を、手元あるいはこの世の果てを指す羅針盤のようなことばたちをご堪能いただけたらと思う。  Vol.2では、詩のゲストに文月悠光氏を迎えた。現代詩の最先端を自ら切り開く詩人のことばの中には、わたしたちが生きて在ることそのものに通じる静かな問いとこたえを見出すことができるだろう。また、もう一人のゲストである詩人の青木由弥子氏からは、詩を読み、詩を書くということへの問いとこたえ、そしてあたたかなエールを寄せていただいている。  波は寄せて返し、形を変えていくものだ。わたしたちは今号で「寄せて返す波」という新たな試みを設けた。SNSを通じて前号のテーマ作品(うまれる)に返詩を募集し、寄せられた詩を今号に掲載した。これもまた、模索を続けるわたしたちの発信への「応え(こたえ)」だ。それらをまた引き受け、わたしたちは変わり続けていきたい。  次の波のかたちを、手探りするように。 (雪柳あうこさんによるLa Vague Vol.2の巻頭言) 【ゲスト】 文月悠光 青木由弥子 【執筆者】 有門萌子 草間小鳥子 向坂くじら 佐山由紀 紫衣 シーレ布施 長尾早苗 野宮ゆり 柊月めぐみ 雪柳あうこ 発行人 雪柳あうこ 協力 しろねこ社 発行日 2024年4月10日 A5判 106ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
    990円
    七月堂古書部

記事一覧

GW後半初日、泣きたくなるほど静かな一日で、あんまり悲しいからスタッフみんなで縄跳びをするなどして遊ぶ。
このままずっと暇だったらとバドミントンを買ってきたのだけれど、おかげさまでその後は長い時間途切れずのご来店に恵まれてホッとしています。
でもバドミントンはやりたい。

昨日一年ぶりに西尾勝彦さんとお会いできて、なんじゃもんじゃの木を見に行ったりしてたくさん話した。
詩を通して西尾さんと出会い救われた過去のことを、もう何度目か数えきれないくらい思い出してはまた泣けてくる。
詩を、自分の好きを、好きにさせてもらった恩人です。

七月堂ZINE「AM 4:07」創刊のお知らせ

七月堂はこのたび、「詩」と「エッセイ」と「書店」をテーマにしたZINE、「AM 4:07」を創刊い…

今年の挑戦。
七月堂マガジン「AM 4:07」の創刊の記事を書く時間が確保できずにうだうだしている。
「詩」を書いたり本にしたり売ったりしている人たちに参加してもらっていて、人や店に興味を持つことから詩を身近に感じてもらえたら思っています。
楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

スタッフがリニューアルしてくれているInstagram。カラフルで見やすくて眺めているだけで楽しくなります。
詩を抜粋して紹介しています。
よろしければぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/shichigatsudo

長いこと担当してきたSNSの更新だったが、昨年仲間になってくれたスタッフ達が引き継いでくれることに。
ただ今リニューアル準備中で時間があればアイデア交換をしている。
少しでも七月堂のことを知ってもらいたいという気持ちがただただ嬉しい。
店主のつぶやきは少しずつこちらへ移動中です。

夏葉社さんのHP、「本屋さんと生活」コーナーで連載の記事「家業への思い。」が公開となりました。ライターの屋敷さんに書いていただいています。
寂しくてしかたなかった幼い自分に、今はこのうえない幸せのなか働いているよと教えてあげたいです。
https://natsuhasha.com/rensai/52/

小川万莉子 個展「場末にて」開催のお知らせ

このたび、西尾勝彦『場末にて』の刊行を記念いたしまして、装画をご担当くださった、小川万莉…

西尾勝彦 朗読会「言の葉を撒こうとおもうのです」開催のお知らせ

このたび七月堂古書部にて、西尾勝彦さんの朗読会を開催することとなりました。 西尾勝彦 朗…

2/25に開催した、松下育男さんと佐々木蒼馬さんのトークイベントは「詩人と勤め人」がテーマでした。
勤め人だから書ける詩があり、詩を書いているから乗り越えられる仕事もある。
そんな松下さんの言葉が深く響きました。
生き方なんて何通り抱えたっていいのだきっと。

カトウトモカ 似顔絵イベント「(似ない)似顔絵屋さん」開催!

佐々木蒼馬詩集『きみと猫と、クラムチャウダー』の装画をご担当くださった、カトウトモカさん…

「花をささげる」(髙塚謙太郎著『sound&color』より)

庭のひろがりをゆびでひろげて みえてくる束をなぞるゆびをひらき いちめんのにおいやかなこえ…

とても久しぶりにひとりでの営業。
懐かしい静けさだ。

「はじまり」(峯澤典子著『ひかりの途上で』より)

ときに火を焚き ときに花を流し 空にいる肉親に声を送る 地球という かなしい水辺に 降り立つ…

『きみと猫と、クラムチャウダー』展示とトークイベントのお知らせ

このたび佐々木蒼馬詩集『きみと猫と、クラムチャウダー』の刊行を記念して、装画を担当してく…

夏葉社さんのHPで屋敷直子さんが連載されている「本屋さんと生活」で取材をしていただき、記事を書いていただけることとなりました。
本屋をやっていなければこのような機会に恵まれなかった不思議。よろしければぜひ。
https://natsuhasha.com/rensai/50/

GW後半初日、泣きたくなるほど静かな一日で、あんまり悲しいからスタッフみんなで縄跳びをするなどして遊ぶ。
このままずっと暇だったらとバドミントンを買ってきたのだけれど、おかげさまでその後は長い時間途切れずのご来店に恵まれてホッとしています。
でもバドミントンはやりたい。

昨日一年ぶりに西尾勝彦さんとお会いできて、なんじゃもんじゃの木を見に行ったりしてたくさん話した。
詩を通して西尾さんと出会い救われた過去のことを、もう何度目か数えきれないくらい思い出してはまた泣けてくる。
詩を、自分の好きを、好きにさせてもらった恩人です。

七月堂ZINE「AM 4:07」創刊のお知らせ

七月堂はこのたび、「詩」と「エッセイ」と「書店」をテーマにしたZINE、「AM 4:07」を創刊い…

今年の挑戦。
七月堂マガジン「AM 4:07」の創刊の記事を書く時間が確保できずにうだうだしている。
「詩」を書いたり本にしたり売ったりしている人たちに参加してもらっていて、人や店に興味を持つことから詩を身近に感じてもらえたら思っています。
楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

スタッフがリニューアルしてくれているInstagram。カラフルで見やすくて眺めているだけで楽しくなります。
詩を抜粋して紹介しています。
よろしければぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/shichigatsudo

長いこと担当してきたSNSの更新だったが、昨年仲間になってくれたスタッフ達が引き継いでくれることに。
ただ今リニューアル準備中で時間があればアイデア交換をしている。
少しでも七月堂のことを知ってもらいたいという気持ちがただただ嬉しい。
店主のつぶやきは少しずつこちらへ移動中です。

夏葉社さんのHP、「本屋さんと生活」コーナーで連載の記事「家業への思い。」が公開となりました。ライターの屋敷さんに書いていただいています。
寂しくてしかたなかった幼い自分に、今はこのうえない幸せのなか働いているよと教えてあげたいです。
https://natsuhasha.com/rensai/52/

小川万莉子 個展「場末にて」開催のお知らせ

このたび、西尾勝彦『場末にて』の刊行を記念いたしまして、装画をご担当くださった、小川万莉…

西尾勝彦 朗読会「言の葉を撒こうとおもうのです」開催のお知らせ

このたび七月堂古書部にて、西尾勝彦さんの朗読会を開催することとなりました。 西尾勝彦 朗…

2/25に開催した、松下育男さんと佐々木蒼馬さんのトークイベントは「詩人と勤め人」がテーマでした。
勤め人だから書ける詩があり、詩を書いているから乗り越えられる仕事もある。
そんな松下さんの言葉が深く響きました。
生き方なんて何通り抱えたっていいのだきっと。

カトウトモカ 似顔絵イベント「(似ない)似顔絵屋さん」開催!

佐々木蒼馬詩集『きみと猫と、クラムチャウダー』の装画をご担当くださった、カトウトモカさん…

「花をささげる」(髙塚謙太郎著『sound&color』より)

庭のひろがりをゆびでひろげて みえてくる束をなぞるゆびをひらき いちめんのにおいやかなこえ…

とても久しぶりにひとりでの営業。
懐かしい静けさだ。

「はじまり」(峯澤典子著『ひかりの途上で』より)

ときに火を焚き ときに花を流し 空にいる肉親に声を送る 地球という かなしい水辺に 降り立つ…

『きみと猫と、クラムチャウダー』展示とトークイベントのお知らせ

このたび佐々木蒼馬詩集『きみと猫と、クラムチャウダー』の刊行を記念して、装画を担当してく…

夏葉社さんのHPで屋敷直子さんが連載されている「本屋さんと生活」で取材をしていただき、記事を書いていただけることとなりました。
本屋をやっていなければこのような機会に恵まれなかった不思議。よろしければぜひ。
https://natsuhasha.com/rensai/50/