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同世代のヒーロー


年に必ず1度は、
球場でプレーする姿を
必ず見ること。
それは私にとって
とても大切にしていることの1つです。

読売巨人軍
キャプテン 坂本勇人選手


同じ、関西出身の88年世代。
プロ野球の88年世代は
黄金世代と呼ばれていて
日本では坂本選手をはじめ
メジャーで活躍されている選手もまだ多くおられ 
彼らの活躍からは日々多くの
『刺激』という言葉では表現が足りないくらい
人生の大切なヒントのようなものをたくさんもらっています。

その中でも
彼は
特別に 刺激をもらえる
という言葉だけでは
片付けたくない存在です。


幼馴染が甲子園を目指して野球をしていたことで、
私は野球が好きになり
中学時代からはよく応援にも足を運びました。
その時、対戦があったのが、
メジャーでご活躍の
前田健太投手
楽天でご活躍の
田中将大投手

そして、彼、坂本勇人選手。

直接の接点はありません。
ただ同じ地域だったので
幼馴染のチームと対戦があれば
プレーを見るだけ。

当時、彼の印象は
ちょっと怖くて(笑)
でもなんだか、思春期独特の
葛藤と似たような気持ちを
どこか感じられて
共感できるというかなんとなく
気になる存在でした。

その後
青森の高校に行かれ
幼馴染は福岡の高校に行き
幸運にも二人とも甲子園に出場してくれたので
活躍を見ることができました。

一方、私は
勉強もあまりできないのに
進学校に通ってしまったせいで
猛勉強に明け暮れる日々。
そんな中 ふと噂で耳にしました。

勇人、野球やめてこっち帰ってくるらしいで

その時、中学生の時、
彼から感じた
言葉にすると葛藤のような感情を
ふと思い出しました。

それからそれが本当だったのか嘘だったのかは真相はわかりませんが

彼は巨人に高校生ドラフト1位で入団。

ちょうど受験勉強の佳境だった私は
驚きと同時に、
ほらね、っと思うような気持ちを感じたことを今でも覚えています。

覚悟決めたんじゃない?
私も平凡かもしれないけど
人生生きていかなきゃ。

初めて彼の背中がとても大きく見えました。

私が、大学の時にはすでにかなり活躍をしていて
スター選手となっていて

彼への特別な思いは薄れ
プロ野球選手の1人として
観ていました。

そして私は無難に就職をし
数年経つと
無難はとても難しく
自分との葛藤の連続、
大変な毎日に
なっていきました。

同時に彼は最年少?だったか
巨人軍のキャプテンに就任。

最初は正直、え?
と思いました。
あの子が人を束ねるになるの側?

でも、
その後のテレビの独占インタビューで語る彼の姿は
もう、私と同世代 の彼ではありませんでした。

キャプテンとしての
太い軸を持った使命感、責任感
そして貪欲さ。プライド。
彼なりの
キャプテンシーがしっかりそこにあるように感じ、

そこにくるまでに今まで
どんな経験があったのか
気持ちの葛藤があったのか
はかりしれないなと思うと同時に

一般的社会で働いている私には
それはまるで理想の上司のようにも
感じました。

共感力が高く、仲間を知っている。
その上で、育てる。束ねる。
チームを強くする。
そのキャプテンシーを続けるには
自分の成績を維持し続けることが
必須だということは
きっと彼自身自分に課している
ある意味十字架を背負い続けているようにも感じました。

しかし決して重い気持ちではなく
テレビで見る彼の姿は
常に前を向いているように感じられます。
そしてしっかりキャリアハイを続ける。

彼は早々に
誰かの人生ではなく、
彼の、坂本勇人の人生を
歩んでいたのかもしれない。

今日も私は
遠くから
いろんな気持ちを感じながら
あなたから何かをもらいたい
そんな思いです。

誇れる存在になってくれて
ありがとうございます。
そんな感謝も込めて。

いつか
もし私が書くことを
1つでも仕事にできた時は
彼の記事を書いてみたい。

それが私の夢でもあります。

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