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せっかくだから、大好きなコーヒーが美味しい国でリモートワークしてみた。

こんにちは、シフトブレインDeveloper部のHeo(ホ)です!
みなさん、お元気ですか?

私は最近オーストラリアで半年間、リモートワークを体験して戻ってきました!シフトブレインでは新型コロナウイルス感染が流行したのをきっかけにリモートワークが導入されて、場所を選ばず働くことができるようになりました。

現在はコロナが収束してきており、スタッフも自宅以外にカフェや地方、海外など、それぞれが自由な場所で働いています。そこで私は美味しいコーヒーが楽しめる国でリモートワークを試してみようと考え、オーストラリアとニュージーランドで半年間移住をしながら働いてみました!


実はコロナ前から「HeoCoffee」というブランドで社内に小さなカフェを作り、みんなにコーヒーを提供するなど、コーヒーに対する熱い想いがありました。

過去には「HeoCoffee」のマグカップも作りました

この記事では、海外でのリモートワーク体験や現地のコーヒー事情についてお届けしたいと思います。


リモートワークに必要な環境を準備する

まず海外でリモートワークをするために必要な条件を整理しました。

  • 安定したネットワーク環境

  • コワーキングスペースがある

  • 近くに美味しいコーヒー屋さんがある

オーストラリアの滞在先は、Airbnbを利用して探しました。条件は、メルボルンの中心業務地区(CBD)内であること、Wi-Fi環境があることの2つです。

最初に見つけた家は綺麗な内装で1LDK、月々50万円でした。とても気に入ったのですが金額が高かったので、オーナーに割引について相談をしました。家の気に入った点や今後のプランなどを丁寧に説明して交渉したところ、5ヶ月契約で月々30万円程度で貸してもらうことに成功しました!オーナーはとても優しかったので、後々にはコーヒーを一緒に飲みに行ったり、連絡を取り合ったりしました。

ただ、その家のWi-Fiはそんなに速くはありませんでした。検索などの基本的な作業は問題ありませんが、仕事でFTPアップロードを行う際にはかなり時間がかかってしまいます。そのため、携帯のネットワークを使用することにしました。

携帯のネット速度はおよそ50 Mbpsほどでした

携帯のキャリアはOptusと契約しており、月に30ドル(約2700円)40GBのプリペイドプランを利用しました。

気分に合わせた場所で働く

業務は基本的にコワーキングスペースで行っていました。メルボルンにはいくつかのコワーキングスペースがありますが、私が契約したのはWeWorkです。メルボルンのCBDには3つのWeWorkがあり、どこも自由に利用できるだけでなく、それぞれのスペースで雰囲気が違っていたので、その日の気分に応じて場所を選んでいました。

WeWork Elizabeth St, Melbourne

WeWorkは世界120都市828拠点がある巨大なコワーキングスペースで、会員登録をすればどこでも仕事ができるメリットがあります。

設備はデスクや会議室、プリントなど仕事における全てが揃っています。そして夕方になると無料でビールが提供されるので、時々ビールを飲みながらコードを書いたりもしました。
特に金曜日の昼過ぎからは、みんな飲み始めて雑談するなどのんびりと過ごす風景がみられます。自分はまだ仕事をしていて集中できない時もありました(笑)。それでも、毎週金曜日の仕事が終わる前にチームと話をしながら時間を過ごしているのを見ると、それも仕事の一部のように感じられました。シフトブレインでも金曜日の夕方にチームや全社会議があり、雰囲気が違うだけなのかなとも思いました。今はフルリモートワークなので、仲間と会える機会は少ないですが、会うときは仕事以外でも楽しく雑談できる時間があるといいなと思います。そうした場面でクリエイティブなアイデアが生まれることもあると思うので楽しみです。

メルボルンのコーヒーが美味しい理由

私は休憩や仕事に行く前に必ずフラットホワイトを飲むようにしています。

フラットホワイトはラテとほぼ同じですが、ミルクフォームの量がラテより少ないのが特徴です。オーストラリアではフラットホワイトが代表的なコーヒーとして知られています。

メルボルンはコーヒーの聖地と呼ばれており、コーヒーショップで働くために留学する人も多いです。美味しいコーヒーを作るためには、焙煎の度合い、温度、水の質、バリスタの技術、雰囲気、そしてコーヒーマシンなど、さまざまな要素が重要になります。現地で私が特に印象的に感じたのは、バリスタの優しさとお店の雰囲気でした。

People Coffee
acoffee

メルボルンでは目が合えば挨拶を交わし、明るい雰囲気で迎えてくれます。そんな雰囲気のなかゆっくりとコーヒーを楽しむのは、とても美味しく感じます。その気持ちのまま仕事に戻り、一日の仕事を頑張ることが大切です。

積極的に写真に写りたがる人にも出会いました

海外生活のリアル

海外で滞在する際に気になるのは物価ですよね。

交通費に関してはメルボルンの場合、利用できる交通手段はバスとトラム(路面電車)がありました。値段はゾーンによって変わります。ゾーンは距離に応じて2つに分かれており、街の中心部がゾーン1、郊外がゾーン2となります。ゾーン1の場合は、4.3AUD(※現在は日本円で420円ほど)で、日本より高いですね。ただし、トラムの場合はCBDの中にフリートラムゾーンというのがあるので、その中では無料で利用できます。私の場合はCBDに滞在していたので、ほぼ無料でトラムを利用でき、少し節約することができました。

メルボルンのトラム

食に関しては外食の場合、平均的に日本よりも1.5倍以上高くなることが普通でした。ただし、量が多いため、たくさん食べられない方はシェアして食べるのも一つの選択肢かもしれません。自炊の場合、食材をスーパーで購入する価格は日本とあまり変わらない印象でした。コーヒーは日本より少し安かったので、一日2杯コーヒーを飲む私としては助かりました。

Auction Rooms Cafe - 元競売場だった建物
odd saint - egg mcblighty bun
odd saint - egg mcblighty bun / Paramount Coffee Project - Crumbed Eggs on Toast

休日は観光モードに切り替え、様々な場所を訪れました。オーストラリアでは、都心でも自然に触れる機会がたくさんあります。特にボタニックガーデンは広大な植物園で、美しい自然とリラックスした雰囲気が特徴です。メルボルンにはいくつかのボタニックガーデンがあり、各地で様々な植物を観察したり、ピクニックを楽しんだり、いろんな鳥を見つけたりすることができます。

ボタニックガーデン / インボーロリキート
シドニー Taronga Zoo
オーストラリア ロックアードゴージ
グレートオーシャンロード内にある隠れ海岸

また、無料で入場できるギャラリーや博物館もたくさんあり、インスピレーションを得るために訪れることが多かったです。さらに、日本とは異なる雰囲気の本屋さんに行ったり、トラムに乗って海に行ったりすることもありました。

メルボルン Yarra river
メルボルンの街並みでよくみられるグラフィティ
St Kilda ビーチ / St Kildaから見えるメルボルン
ゴールドコースト ビーチ

メルボルンの夏はAustralian Openが開催されるため、テニス観戦にも行きました。実際に試合を見るのは初めてでしたが、試合のインパクトや雰囲気がとても良かったです。テニスが好きな方には、ぜひおすすめです。

Australia Open 2023


オーストラリアからニュージーランドへ

4月にオーストラリアでのリモートワークを終えて、次はニュージーランドへ渡りました。

せっかくオーストラリアから近いのでニュージーランドでもリモートワークを体験して、日本に帰国しようと考えたからです。オーストラリアと近いので、時差も大差ないと思っていましたが、実際には日本と3時間の時差がありました。3時間ならばギリギリ許容範囲かもしれませんが、例えば日本で18時から会議があった場合、ニュージーランドでは21時となり、多少厳しい側面もありました。しかし、働く時間を調整することで、何とか問題を解決することができました。

ニュージーランドで滞在した場所はオークランドからウェリントンです。GWには南島に渡り大自然を見に行ったりもしました。気候はちょうど夏が終わり涼しくなってくる時期で、過ごしやすかったです。

ニュージーランド Wellington
ニュージーランド QueensTown
Lake Tekapo

仕事の環境としては、オーストラリアで契約した WeWorkがなかったため、Airbnbで借りた家やカフェ、公園のベンチで仕事をしました。ネットは基本的に携帯のテザリングを使用し、ニュージーランドで契約した携帯プランは、99ドルで100GBのプリペイドでした。100GBで1ヶ月分を7日間で使い切りました。私の場合、リモートワークや写真・動画などを SNSで頻繁に投稿したため、このプランはちょうどよかったです。そうでない方はもう少し安いプランでも良いかもしれません。

ニュージーランド携帯のプリペイド契約内容

憧れの会社、Resnへ訪問

Web業界に従事している方なら、一度はResnという会社を耳にしたことがあるでしょう。

Resnは、ニュージーランドのデジタル制作会社で、2004年に設立され、ウェリントンとオランダ、アムステルダムにオフィスを構えています。

Resn ウェリントンのオフィス

私はWeb業界に入った頃からResnを知っており、いつも素晴らしい作品を世に出していたのでたくさんの刺激を受けてきました。

スティーブさん(Resn CEO)

オフィスを訪問した際に、自分の英語力がそれほど高くなかったため、かなり緊張しました。しかし、CEOのスティーブさんの優しさによって緊張が和らぎ、オフィスの案内やチームメンバーの紹介、そして最近の働く環境についてなど色々と説明をしてもらいました。また、Flash時代のエピソードも共有したりして、とても楽しい時間を過ごすことができました。

帰国

日本に帰国したのはGW明けです。半年間の海外リモートワークはあっという間でしたが、別の国で仕事をしてその国の文化を知り、様々な経験をして色々なことを学びました。

久しぶりに東京に戻り、人混みに慣れなくて心が疲れたのですが、物価が安く美味しい食べ物もたくさんあって、日本の生活に慣れてきました!そういうところは海外に行かないと気づかないですよね。

今後はしばらく日本や韓国でリモートワークをしていきたいと思います。また機会があったら韓国でのリモートワークも紹介できたらと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!



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Edit: SAKA Mihoko

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