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【体験レポート】暮らしをイメージできた2日間 米原①

PM1:30米原駅にて、株式会社いろあわせの図司さんと待ち合わせ。
この日は米原市の企業訪問(2社)、その後交流会という流れ。

まずは、「アルナ特殊自動車」さんへ。

矢野特殊自動車のグループ会社で、主に冷蔵・冷凍車のコンテナを製造しています。国内シェア3割以上にもなるそう。生産能力は2.1台/日で、年間900台前後の生産台数になります。

勤務は1勤のみで、現状がほぼ生産能力の限界とのこと。
細かな金属パーツもほぼすべて工場内で製造しているため、顧客ごとの細かなオーダーに対応できるのが強み。

夜勤などもなく、施設もきれいに管理されており、環境の良い職場であるように思いました。工場は米原駅から20分ほどの村居田という場所にあり、社員のほとんどは車通勤、数人は自転車通勤。


次に訪れたのは「三友エレクトリック株式会社」。
無停電電源装置の製造や、配電盤の設計組立などが主な業務。細かい作業も多いことから、工場内は女性も多く働いていました。

従業員の平均年齢も36歳と若く、社内旅行や懇親会など社員同士の交流にも力を入れられているようで、働きやすさがうかがえました。

余談ですが、米原は人手不足などで黒字倒産する会社も多いそうです。
三友エレクトリック株式会社でも、シルバー人材活用や外国人労働者を雇用してもまだ十分ではないとのことでした。

会社訪問のあとは、米原駅前のカフェ「隣町パーラー」で地元の方々と交流会。米原の「今」がうかがえる、貴重な機会でした。

交流会の後は、大久保集落の宿「大門坂荘」に移動。2日目のアテンドをしてくださる、暮らシフト研究所の藤田さんに送迎をしていただきました。

大門坂荘は古民家を改装した1棟貸しの宿で、囲炉裏も残る風情のある建物でした。囲炉裏を囲んで、移住者の方と甘酒をいただきながらお話しすることができました。

今年はかなりあたたかい冬で、雪もほぼありませんでしたが、夜はやはりかなり冷えていました。


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