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母の入院

実家の母が入院した。
母は今年で74歳になる立派な老人である。
昭和24年生まれの戦後世代だが、高度経済成長期を乗り切って地道に働いてきた父を支えてきた立派な人である。

母は昔から丈夫で、学生時代に貧血気味だったことがあるくらいで大人になってからはそんなことも無く、寝込むこともほぼ無かった。
人生で寝込んだのは今回で2回目というくらい丈夫な人なのだ。

毎日の筋トレ(ダンベル体操)や添加物、油脂などをなるべく摂らない生活を送っているし、手芸や読書、映画鑑賞、植物園散策など趣味も楽しんでいる。家族仲は良好でうちの夫を頼りにしているし、妹夫婦とも良好な関係で優しい義弟から実家の改装などの支援もしてもらっている。(正確に言うと支援してくれるところを今のところまだ断っているが)

そんな母が先週の火曜に熱を出し、救急搬送された後検査を受けて入院することになった。
調べた結果は「尿路感染症」
悪化して血液まで細菌が回っていたらしい。
そう言えば長男が8カ月の頃もかかった気がするが、こういうのは家系でかかりやすいとかあるのだろうか。
ともあれ感染症なので、治すには休養と殺菌が大事。母は抗生物質の入った点滴で順調に回復し、今週末の金曜午前中に退院してくることになった。
おそらく相当元気だったが、大事を取って入院することになったようだ。

平日はリハビリテーション施設も使えるらしく、ロコモティブシンドロームを予防するための筋トレや歩き方指導なども受けられるようで、楽しんでいるようだった。また、健康的な病院食がかなり口に合ったようで
「美味しい、美味しい」と言っていた。

何もしないでご飯が出てくる生活は私も楽しかったが、母もまた楽しんでいたようである。

それにしても尿路感染症はかなり痛みを伴う病気なのだが、母曰く
「自覚症状は無かった」との事らしい。
その話を同じ病気にかかった会社の子にしたところ
「激痛でしたよ。自覚症状が無いなんてありえない」
と言ってました。あはは。

痛みに強いのは母娘ともどもですが(帝王切開後の退院時にはもう痛みは無かった)、くれぐれも少しの事だからと慢心しないようにお願いしたいものです。

そんな事を家で話していたら二男が
「おばあちゃんはやっぱり不死身だ」と言い出しました。
「あの丈夫さにあやかりたい」
と言うので
「あれはおばあちゃんが健康に気を付けて頑張ってるからだよ」と返しておきました。

肉野菜炒めで肉ばかり寄って選んで食べるうちはまだまだダメだな~


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