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【旅情編】雑談に困った時のネタでエッセイを書いてみようと思う。

困ったら 木戸に立ちかけし 衣食住(川柳調)

上記のリクナビサイトから引用してきましたが、
…気候
…道楽(趣味、テレビ、映画、スポーツ)
…ニュース
…旅
…知人
…家族
…健康
…仕事
…ファッション
…グルメ
…住まい、暮らし、家

これを押さえておけば、雑談に困らないという話題だそうです。

キドニまで書いたので、次は旅について書こうと思います。タイトルは高校時代にハマっていたテレビドラマのはぐれ刑事旅情編から取っています。昔から渋い好みだと言われています。皆さんはご存知でしょうか?
ちなみに私は高校生の時から「藤田まこと」さんの大ファンで、剣客商売のDVDのディエゴスティーニを全巻集めて、書店のお姉さんに覚えられたくらい好きです。

余談はそれくらいにして、旅と言えば先日の文学フリマ広島参戦ついでの広島旅!です。うちの夫は専業主婦なのですが、10年前に仕事を辞めて家庭に入ってからは積極的に旅行をしようとしておらず、私が勝手に気に病んでおりました。(私が自由に色々旅に出るため、何だか申し訳ないような後ろめたいような気持ちになっていた)なので、時々計画を立ててみんなで動く機会を無理やりにでも作ってやろう!と思いまして、今回広島には家族で参戦する事に決めたわけです。

文学フリマに関連するお話は、たくさんレポートを書いたのでそちらを読んでいただくとして、今回の旅行自体のお話をしますね。
うちの夫は専業主夫に実に向いている人だと思います。例を挙げるとゴミの分別は完璧だし、炊事や掃除に関しても私より数倍細やかに家事が出来る男です。そして性格的に何かをやろうとするときは事前に調べ物をし、充分に準備や手順を整えてから取り掛かるタイプでもあります。
なので今回の旅行も、下調べを色々としてくれていました。

私も同時並行で会社の先輩(とき子さんのお知り合いでもありました)に広島のおススメを聞きつつ、彼は彼で独身時代以来の宮島に行きたいと情報収集に励む日々。
今回は車で福岡から広島へ向かうと決めたため、私の好きなドーミーインに宿泊する事に決めました。これが後程吉と出ます。

というのも、私がホテルを撮った直後に何とアメトーーク!で
「ドーミーイン芸人」の回が放送されることに!
めっちゃ偶然でびっくりです。

ドーミーインというホテル自体は好きで、天然温泉と美味しい夜泣きそばの話はしていたんですが、それからまたいろいろ進化したようです。朝食なんて無くていいと言っていた夫が「ドーミーインの朝食はご当地メニューが充実しているらしい」という芸人さんのプレゼンを聞いて、
「朝食食べてみたい……」と言い出す始末。結局当日のチェックインの時に追加してもらう事で無事に朝食にありつけることになりました。

広島に着いてからホテルにチェックインする前に、まず宮島へ。フェリーが二社運航しているのにびっくり。
おまけ付きのチケットがあった方にしたのですが、基本的な往復料金は税込み500円ですが、それに100円足しておやつが食べられるチケットを4人分購入しました。
おやつは揚げモミジ、クロワッサンモミジ、もみじとも交換できるお菓子屋さんの引換券200円のどれかが選べるそうです。

私達はクロワッサンモミジに。

ほんのり温かい


夫は粒あん、二男はカスタード、長男はこしあん、私はアップルカスタードにしました。ほんのり暖かくて美味しかった!
クロワッサンの行列に並んでいる間に、蒸しカキを注文。子供がかいがいしく運んでいました。


宮島の干潮時に行ったため、厳島神社の鳥居までは歩いていくことが出来ました。いつも海の中にあるのしか見たことが無くて不思議な感じ。砂も水分を含んでいてヒールがめり込むのにビビりつつ、写真を撮ってきます。

観光客は結構多いなというイメージでしたが、地元の方曰く「今日は少ないよ」との事でした。暖かくなったらもっと人が増えるのかも。
フェリーでの往復でしたが、瀬戸内は穏やかでいつ出発して到着したかもお知らせが無いとわからないレベルでした。すぐに酔う人もこの船なら乗れそう。

美味しく食べた後はホテルにチェックイン。
チェックインして荷物を置いたら、近所を散策しつつお好み焼き屋さんを探します。遠目のお店から廻るも、夜は開いてないところが多いようで結局ホテルの裏のお店まで戻ってきて、そこで夕食をいただきました。


下記のバターソテー、モツ焼きそば、モツ炒め、肉そば焼き(広島焼き)どれも美味しかったです。ここでも年端の行かない少年が大活躍していました。息子たちと「ちゃんとお給料をもらって働いているのか」とひそひそ話したり。トイレに行こうとしたらひどい酔っ払いのオジサンがドアを開けたまま座り込んでいて、何もみなかったふりをして席に戻ったりとバタつきましたが、何とか無事にご飯を食べることが出来ました。

宿に戻ったら楽しみにしていた夜泣きそばをいただくことに。
「そばと言うからそば(信州とかの)かと思った」とは二男談。

あっさりなのに旨味が強いしょうゆラーメン


中華そば=しょうゆ味のラーメンというのは大人の常識だったことが分かりました。夜泣きそばといえばチャルメラというのは昭和のお話なのかもですね。世代間の格差が分かります。(とはいえ私も夜泣きそばを食べたことはドーミーインでしかありませんが)

ドーミーインは天然温泉なのでお湯も良かったです。スーパー銭湯のような設備があって大満足。長男はおまけのアイスを全種類食べてました。

豪華な朝食!後にデザートとごはんをお代わりしました。

朝食のあとはチェックアウトして、私は文学フリマ広島へ。残り3人は観光へ行きます。


エディスタと呼ばれる新スタジアム。急角度でせり出しているため、最上階はかなりの傾斜と高さになりそうです。建造物としてカッコ良かったと息子たちは言ってました。

めしこあなって何?と夫が言ってて爆笑する守屋家。

会社の先輩からアナゴ飯を紹介していただきました。しっかり肉厚のアナゴで美味しかったです。欲を言えば、あとからたれがかけられたら良かったなあと思いました。――それだと下品なのだろうか。可愛らしいパッケージは12種類ほどあったそうですが、そのうち3つにあたりました。大正や昭和時代のレトロな包装紙です。よく見たら門司って書いてある!(門司は私の居住地北九州の地名です)
本店は宮島口にあるのですが、お弁当を購入したのは広島駅近くのデパ地下。電話して取り置きしてもらったそうですが、現地でいただくことも可能なのだとか。デパ地下のカウンターで食べるのもオツですよね。

焼き牡蠣を食べたいと言ってたらオイスターフェスが!

二男が牡蠣のおいしさに目覚めたらしく「焼き牡蠣が食べたい!」と言ってたら通りかかった広島城で売っていたそうです。イベント運があるなあ。

焼き牡蠣

そしてジビエも。

猪肉だそう。豚と変わらないほど上手く締めてあったようです。

初めての猪肉にあまりに癖が無かったので、本当は豚肉を食べさせられているんじゃないかと疑ったそうです。そんなわけない。

私が文学フリマ広島で充実した時間を過ごしている間、家族も楽しかったようです。広島駅でお土産が買えなかったのですが、インターで十分買えたので満足していました。

二男的お土産ナンバー1の
牡蠣ラー油(瓶に小粒の牡蠣がぎっしり入った食べるラー油。刻んだ香味野菜に牡蠣の味がしみ込んでいて牡蠣好きにはたまらない旨さ)
これは辛いのがダメという人以外にはお勧めです。

1年前に来た時は800円くらいだった記憶が、いつの間にか1000円弱になっていたのが玉に瑕ですが、本当に美味しいのでアヒージョと迷ったならこちらをおススメします。牡蠣好きは必食!!

思ったよりも家族が早く戻ってきたため、文学フリマの片付けも速攻で終わることが出来ました。私がいない間も充実していたようで罪悪感の無い旅になって良かった。残念なのは牡蠣が食べたりなかった事ですが、翌週に息子たちの誕生日パーティをした日の夜に牡蠣のリベンジをしました。

それが大変なことになるとはその時の私達はつゆ知らず……。
楽しかった旅行の話にケチを付けるのもなんなので、また別の記事にしようと思います。私は私で好きな事をして、家族は家族で楽しんでという理想的な旅行だったなという思い出でした。

行けるとしてもあと2年。少ない時間を充実させたいなあ。又行けると良いなと思います。

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