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ミャンマーのクーデター


クーデター下での暮らし

ミャンマーでクーデターが起きてから2年半が経ちます。
クーデター当時、12歳だった僕は15歳になりました。本当に色々な思いが込み上げてきます。
毎日を楽しく暮らす事が、時には申し訳ないような気持ちにもなります。
でも平和な日本で学んで、僕たちにできることをするしかありません。

僕たちは、クーデターが起きた2021年2月1日から、3月下旬までの2ヶ月間、クーデター下のミャンマーで生活をしていました。
通信が遮断されネットも電話も使えない夜の間に、たくさんの人が拘束され、時には殺され死体になって戻ってくる。翌朝、ネットが通じると同時に、たくさんの悲惨なニュースが流れてきて、本当に恐ろしかったです。

当時、ミャンマーの若者はTwitterやFacebookで盛んに情報をアップしていました。それは国際社会に、国の軍隊が国民を武力で制圧することへの理不尽を訴えるためでした。
だから僕たちも、ミャンマーの状況を同世代に伝えたいと思って動画を作りました。でもミャンマーにいる間に動画をアップすると、国軍から拘束される可能性があると聞いて、日本に帰国した後で動画を公開しました。

日本からできる支援

あれから、2年半。未だ、苦しむ人がたくさんいます。
日本に住むミャンマーの人々は、ミャンマーで暮らす友人や家族、そして子どもたちのために募金活動を日本中でしています。
僕は今まで、募金活動をしている人を見ると、「何に使われるかわからない」と胡散臭く感じることもありました。デモをしている人も、ただ怖かったです。
でも、そうじゃない。本当に切実な現実があります。
僕の動画を見て、ミャンマーのことを知り、街角でミャンマーの募金活動をしている人を見たら、募金してください。
そして、応援の気持ちを伝えて欲しいです。

僕が作った英語バージョン、姉が作った日本語バージョンがあります。当初作成したものは、かなり残虐な画像が入っていたので、削除した新バージョンです。どちらも同じ内容です。拡散もしていただけると嬉しいです。


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