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百鬼夜行

 日付が変わる前くらいの時間、外に出ると、ゴースト・あくタイプのポケモンに遭遇します。これは先日、私が夜中にランニングしてる時に遭遇したポケモンたちのお話です。

 ランニング中、前を歩く五匹のポケモンの集団を見つけました。基本的には無害そうな、イケイケな方のポケモンだと思います。うわっと思い何事もありませんように、と祈りながら通り過ぎました。なんかありそうだなぁと思ったからです。案の定です。うわっびっくりしたぁという鳴き声を聞きました。まぁまぁ、言うかやっぱ、と思いました。
 次、彼らはこんなことをしてくるんじゃないかなぁと予想しました、どうか外れてくれ。当たるから困るんだな、皆さんはどんなことをしてきたと思いますか?

 答えは、付いてこようとする、です。どうです、当たりましたか?中学生の自分なら私もそうしていたことでしょう。だからこそ予想できたわけですけど。で、彼らの思考はきっと中学生なので、やっちゃうんでしょうね。
 この時間は、お昼には見れない貴重なポケモンがいっぱいいます。

 次のポケモンです。
 ランニングを終え、ダウンをしていた時のお話です。階段に座るイカツめのポケモンがいました。テンプレートな黒のスカジャンを着たテンプレートなあくタイプです。
 電話していました。こんなことを言っていました。
「その時間何してたか言えよ、早く言えよ。今から行くから、待ってろ」
 おいおい嘘だろ!こんなバラエティーとかの再現Vとかドラマでしか聞けないであろうセリフ、生で聞けることがあるなんて!
さて、会話の相手は誰なんでしょうか。この後どこへ行くんでしょうか。そこで何が行われるんでしょうか。ちょっと想像したくないですね…。

 夜更けは不思議な出会いがいっぱいです。しばらくこの時間にランニングするのは止めたいですね。

 以上私が遭遇したゴースト・あくタイプのポケモン(夜間に活動し、朝には消える、いかつい方々)のお話でした。

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