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うつ病での闘病記(カチンと来た時は・・・)

うつ病の診断を受けて9年ほど。現在も通院と服薬での治療中ですが、これまでの経過などを書き留めています。今回は、「カチン」と来た時にやっていることを書いてみました。少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

何をされても、何を言われても動じない人って居ますよね。本当に羨ましい限りです。その一方で私は、とっても怒りっぽいくて「瞬間湯沸かし器」と呼ばれています。他の誰からでもなく、自分自身から。(苦笑)
「どうしてこんなに怒りっぽいんだろう」と思って、認知行動療法を受けていた頃に聞いてみたら、「シゲさんは考え方のクセが強い、特に『べき思考』が物凄く強い。それが怒りの感情に直結してるんだと思います」と言われたことがあります。

前置きはさておき、「アンガーマネジメント」というタイトルの書籍や講座が最近、見受けられることが多いですね。怒りそうな時の『一時避難的な』対処方法として、「深呼吸する」「(怒りのピークを越えるまで)6秒待つ」「気持ちが落ち着く言葉を自分に言い聞かせる」等々の手法が紹介されています。
でも、「そんな悠長なこと言ってらんない!」「直ぐに何とかしたい!」って私は思ってしまうんです。決して、書籍、講座、研究結果などを否定している訳ではないので、ご理解ください。

「カチン!」と来た時や「ムカッ!」とした時のオリジナル対処法として、私は「その時の感情に無理に抗わない」ことにしています。
例えば、「車を運転中に前の車が突然、(合図もなく)割り込んできた」とか
「横断歩道で歩行者が待っているのに、車が走り去っていった」のケースで私は、次のようにして一時的な怒りの感情を発散しています。
・指鉄砲で「バキューン!」と撃つ。
・「未熟者め!」といって罵(ののし)る。
・両手の手のひら同士を「パチーン!」と叩く。
・太ももを「パン!」と叩く。
(注) 言うまでもないですが、上の2つは、他人から見聞きできないところで
       やってくださいね。
研究者によれば、思考を瞬間的に切り替えるには「破裂音」が効果的だそうです。頭の中がゴチャゴチャになった時など、下の2つは有効です。

一時的な対処法の次は、「カチンと来てる」「ムカついてる」「私は怒ってる」と自分に言ってあげるといいそうです。「自分の感情を自身で認めてあげる」ってヤツです。ダウンタウンの松っちゃんなどの芸人さんたちが「腹立つわぁ~!」とか「ムカつくわぁ~!」って言うのも、ひょっとしたら同じことかも知れません。(単なるツッコミかも・・・。)

最後は、言語化っていうヤツです。不満、愚痴、嫌なこと、不安、感情などを、とにかく紙に書いてみるんです。きちんとした文章になってなくてもいいし、どんな汚い表現でも罵声でも、なんでも構わないので、思いつくままに、思うように書き殴ってください。人に見せる訳ではないので、自分だけが分かればいいんですから。
「一通り書き尽くしたかな」と思えるまで書いたら、書いた紙をビリビリに破って、ゴミ箱にポイッと捨てる。おしまいです。決して読み返さないでください。あと、グシャグシャに丸めて捨てるのは、あまりお勧めしないです。読み返すことができるかも知れませんもんね。

以上です。今回は「カチン」と来たときの対処方法について綴ってみました。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。何らかの参考にしていただけると嬉しいです。
読者の皆さんの中にも対処法をお持ちの方が居られると思います。他の方にも有益になると思いますので、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。
闘病記、これはほんの一部です。これからも書いていこうと思っています。何らかの参考になれば嬉しいです。  See  You!


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