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伝統芸能(詩吟)の活性化:地方産業マーケティングから学べること

heyheyです。
毎日書いていた伝統芸能に関するnoteも、娘のインフルエンザで途絶えてしまいました。。。が、仕方ありません!笑

今日は、地方産業のマーケティングから伝統芸能(詩吟)の活性化について学びになることがあったので書いていきます。

僕が所属している「フリーランスの学校(フリ校)」において行われた以下の対談「弱くない!地方だからこそ取れる強いマーケティング戦略(事例:高級ひじき、コワーキングスペース)」を聴いて感じたことがベースになります。


対談内容の抜粋(メモ)

  • 文化や場所の障壁はめちゃくちゃ高い!それを強みとするか、弱みとするか。

  • とりあえず多くの人に知ってもらう、はしない。

  • 知りたがらない人に伝えると、逆に炎上する。

  • バスってるもの=良いモノとは限らない。

  • 良さが伝わる人、わかってくれる人に伝えて、その人たちの満足度を高める。リピーターになってもらう(定着させる)

  • 興味持ってくれた人を離さない基本的な体制が作りが大切(①Webサイトがあってすぐに知れる状態、②すぐに商品を買える状態、③買えなくても予約できる状態)

  • 試食できると買われる確率が確実に高まる。

  • さかえるさんの好きなうどん屋さんについて:イベントなどには決して出店しない。簡単にはたどり着けない。たどり着いた人は、めちゃくちゃ満足できるクオリティ。ゆえに「ホーム」が出来上がる。ホームでしか戦わないというスタイル。

  • Webマーケは地方マーケにもしっかり活きる。集客数、クリック率、コンバージョン率に分解して丁寧に分析する。

  • 商品がいい、魅力が高い、ブランドが強いことが必要不可欠。

  • 地方の〇〇ならこの人!と知ってもらうと目立つ。強みになる。

  • 地方だからITは分からない、ではない!(高齢者文化だからITは、、、ではない!)むしろ、地方の方がITを活用すればレバレッジが効く。

1.とりあえず知ってもらうのではなく、興味ありそうな人に伝える

僕はこれまで「詩吟という存在を知ってもらうことが大切だ!」と強く思ってきました。

この気持ちは今もしっかり残っていますが、ちょっと方向性を変えた方がいいかもしれないと感じました。

全く興味ない人にがんばって伝えるよりは、興味ありそうな人たちに伝える方が効率的です。

そもそも、衰退しつつある詩吟業界には、僕自身には、そんなに労力がありません!

なので、限られた労力でいかに成果を上げるかを考えた場合、やはり「興味ありそうな人に狙いを定めて、その人に伝えること」が大切なんですね。

(知ってもらうだけならば、あの芸人さんの「エロ詩吟」以上の効果はないですからね)

2.興味ある人を手離さない体制作り

詩吟業界において決定的に欠けているのは、これだと感じました。

「詩吟…?へぇ、なんとなく面白そうかも」
と思ってくれた人を、今の詩吟業界の体制は、ことごとくはじき返してしまいます。

  • 初心者に情報提供できていないWebサイト

  • メールだけで完結しない無料体験

  • 入会や退会の方法が調べても出てこない

  • かかる費用は全体感がわからない

こんな状態では、僕も同じような立場だったら100%詩吟を始めていないです。色んな縁がたまたまつながって今があるだけなので。

これらを払拭する体制作り。というか、一度作ってしまえばOKなことばかりなのですが、その基礎的な所も超重要だと感じました。

ちゃんとWebサイトを作ること
初心者向けのYouTube配信を行うこと

この2つから僕はやろうと思います。

3.詩吟の魅力とブランド作り

まだ具体的イメージは持てていませんが、決して逃れられないテーマがこれだと思いました。

どんなにすばらしいマーケティングでも、興味関心を持ってもらって、最初のハードルを下げたとしても、対象のコンテンツ(詩吟)そのものがイマイチだと意味を成しません。

「おぉ!詩吟ってすごいな!こんなに格好いいんだ!」
「詩吟って学びがいのある伝統芸能だな」

そんな風に思ってもらうことが大切です。
これは2つの方向性が必要な気がします。

一つは、文字通り詩吟を鍛え上げていくこと。
二つは、詩吟を格好いいと思ってもらうように形を変えていくこと。

とはいえ、一つ目は、本当にすごい人の吟はヤバイので、意外と僕が頑張らなくてもいいような気がしています。

なので、二つ目の方でアプローチできないかなぁ。


書きなぐりではありますが、今日はここまで。
引き続き、伝統芸能(詩吟)の活性化について考えたこと、感じたことを書き記していきます。





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