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雇われの範囲では、マインドブロックがかかる

時々聞く話ですが、「正社員か、独立・起業するか」問題。どちらがお得かつ、幸せに生きられるか? と考える人がいます。まず私は29歳まで正社員として働き、その後はフリーランス(独立)しています。得とか幸せは人それぞれかと思いますが、一つ確実に言えることがあります。「雇われでは、一人で稼ぐ力が身につかない」です。それについてお伝えします。


会社員やパートのシステム

こういった固定給の中で働いている雇われで働いている人たちは、ある意味では安心ですよね。正直、ここはフリーランスの私でもいまだに羨ましく思います。とはいえ、固定である以上、会社への貢献は基本的に必須です。ここで現状をお伝えしますが、社員一人あたりが生み出す価値(お金)の8割は、会社が持っていきます。残りの2割が固定のお給料です。このお話はある経営者の方がハッキリと述べていました。

人生で一番お金を払うもの

人生で一番お金を払うものって、何だと思いますか? 私は最初「健康に関すること」かと思いました。しかし、答えは違います。かなり上位に位置する問題ではあるかと思いますが。一番は、「教えてもらう代」です。意味、わかりますか?

先ほど述べた話に通じます。会社に貢献した利益のうち、8割は会社で、2割はお給料という話。この8割こそが「教えてもらう代」なのです。言葉を変えると、指示してもらう代ともいえます。仕事を割り振ってもらう代、指示代、場を整えてくれる代、など。誰かの傘下に入っているので、利益10割をもらうことなどできないのです。

経営者がお金持ちなのは当然

この際、会社の規模は抜きに考えてもぶっちゃけ大丈夫です。経営者である以上、お金持ちなのは当然ですから。なぜなら、経営者は会社のトップです。指示を出す側です。社員とは違うこと、当然です。ただ、それだけ。フリーランスでも、一人社長同然に動いていけば、お金はすぐに稼げます。ちなみに今の私は業務委託がメインです。こうなると、会社員側ですね。

お金を稼ぐ方法は思っている以上に多い

私は会社員時代、一人でお金を稼ぐ方法などよくわかりませんでした。むしろ「それがわかってたら苦労しないよ!」と思っていました。そして、それができるのは能力があったり、人気者になれるような人だったりと、普通の人ではないと思っていました。これ、思い込みなんですよね。

本当は、お金を稼ぐ方法というのは山のようにあります。今の自分が思っている100倍はあります。知らないからです。なぜなら、雇用の枠内でしか生きてこなかったため、世界を知らないからです。

ストリートではこれまでの常識は通用しない

私はフリーランスですが、今の稼ぎは会社員よりもすこ〜し上がったくらいです。ただし、大きく変わったことは別にあります。それは、マインド。今はまだほそぼそですが、一人の力でも稼ぐ方法を知りました。知っただけでなく、行動しています。わかるし、実行に移せるということです。今簡単に言いましたが、会社員の頃の私にはできなかったでしょう。

「何をしたらいいかわからない」

今の時代は、会社員であろうと「副業したい」「いずれは独立したい」と考える人は多いです。それは何故か、今のお給料以上を必要としているからですよね。しかし、増やす方法がわからない人も多いです。「わからない」が口癖です。いえ、なんとなくはわかっていても、行動できないのです。質を追求し、モタモタしている場合もあります。こういうのもすべて、雇われ特有のマインドだと私は思っています。

勘違いしないで欲しいのは、雇われは悪だとか、稼ぐ力がないと言いたいわけではありません。ただ、言いたいことは「世界が違う」というだけ。思っている以上に視座が違います。私自身、会社員からフリーランスになってからの一年間は、とにかくキツかったです。人生で一番ヘロヘロになりました。世界があまりにも違うから。

マインドを変えるのは、結構大変

大前提、「大変」と思っていると本当に大変になります。だから多様したくはないのですが、甘いことを言うのは嘘になります。会社員経験が長ければ長いほど(年齢が上がれば上がるほど)、独立とのギャップは大きいです。これは確実です。そこで心が折れます。折れなければいけないとも言えます。心を完全に変えられてこそ、ブレイクスルーします。

乗り越えた先が、スタートライン

マインドが変われば、人生が変わります。ただ、誤解しないでほしいのは、その瞬間からお金が稼げるようになるという意味ではありません。ようやく一人でも稼げるスタートラインに立てたということです。本当の意味ではまだ始まっていませんからね。ここから先は更なるステップアップになりますので、ここで締めくくります。参考になれば幸いです。


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