お金とは「投票用紙」2008年5月16日

億万長者になる方法、というより
億万長者といわれる人たちとは
一体どんな人なのか…
に興味があるんです。

そんな私の興味を満足させてくれた一冊が
この本、『普通の人がこうして億万長者になった』です。

日本の高額納税者(年間3000万以上の収入のある“億万長者候補”)
1万2000人に大規模アンケートを行い
1000人に及ぶ“億万長者”の生の声をもとに構成されています。

同じアンケートを、高額納税者以外の人にも実施し
比較している点が興味深いです。

内容は本書をお読みいただくとして
私が印象に残ったのが
「お金とは、お客様が、あなたを応援していることを表明する
『投票用紙』」
という一節。

あなたを応援してくれているから、あなたから買ってくれるのです。
あなたを応援するつもりのないお客様は、
決してあなたにお金を払おうとはしないはずです。

『普通の人がこうして億万長者になった』

個人で仕事をしていると、この言葉の意味を実感します。
買ってくれるのは“もの”とは限らず
自分の能力とも置き換えられますよね。

だからこそ、自分の価値を上げていかないと…。

すでに単行本で出版されており、
本書は文庫化されたものです。

この講談社プラスアルファ文庫の
「ビジネスノンフィクション」シリーズは
ほかにも面白そうなタイトルの本が多いです。

普通の人がこうして億万長者になった 一代で富を築いた人々の人生の知恵

2008年5月16日 VOL.815配信 メールマガジン あとがきより)


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