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仕事力強化Magazine

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コンサルティング会社代表の筆者が時代の趨勢と潮流を踏まえて、これからの仕事力強化の技を伝授してゆきます。
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2019年1月の記事一覧

40歳=20歳(はたち)説。

このタイトルを思いついたときに、「最近の若いもんは!!」論調で行くか、「みんな若々しくて年取らなくなったね!」的なポジティブ論で行くか?迷ったのですよ。 でどっちも止めて、ニッポンの「20歳~40歳」って失われた20年!なので年取らないよね?という論法でいくことにしました。 簡単に説明すると 【20~25歳】 日本の不思議な教育制度と就職の罠に翻弄されてなんとなく就業する時期 【25~30歳】 日本の不思議な会社という仕組みを知り・色々あがいてみる時期。社畜という言葉に

リアル・マーケティングとデジタルマーケティングの違いを超えて。

デジタルマーケティングという言葉が流布した2010年代以降、デジタルマーケティングとリアルマーケティングを区別して語る必要が出てきた。 本音を言うとあまり意味ないと思うのだが、それまでのマーケッターと呼ばれた人たちと、新しく登場したデジタルマーケティングのヒト達があまりにも異なる人種であったからだ。 どちらが悪いという訳じゃない。 ただ、今みるとどちらもちょっと狭量で守備範囲が狭い傾向はあると思っている。 荒っぽく言うと、従来のリアルマーケッターは、ターゲット志向で商品(

勘のいいヒト(空気読むヒトじゃない)を特徴付けるのは“アンテナとポケット”。

世の中には勘のよい人と悪い人の2タイプがいる。そして仕事ができると言われるのは大抵前者だ。 この差はどこにあるんだろうか?そしてその特性(能力?)は身につけられる、若しくは鍛えられる…ものなのだろうか? 以下の図をご覧いただきたい。「勘の良さ」の構造をMindMapで表現してみた。 この中で特に“勘の良さ”のキーになってる要素は何だろう。 私見だけど、アンテナとポケット、そして想像力……が大きいかなぁと思う。勘のいい人って、そもそも相手が何かを言い出す前からアンテナを張って

【行動経済学】仕事としてお金貰ってやるとモチベーション落ちる⇒趣味または自己鍛錬でやろう!

55歳過ぎてなぜ自分はこんなにモチベーションとか、立ち直り早いのか? 行動経済学が流行ってるので、本読んで理解した。 お金もらって仕事として進めていないからだ。(アンダーマイニング効果というのがあるらしい!) もちろん、最終的にはちゃんとお金はもらう…または事業化して回収する。でも、新しいサービスとかを開発するときは、基本趣味マインドと自分への挑戦マインドで、ワクワクしながらやってる。 このやり方を、ぜひ若い人に伝授したいのだが、僕が隣でワクワクすればするほど、どうやら若手

まだ“自分らしさで”消耗してるの?

自分らしさとは? ●生物学的な生まれついての自分らしさ。 ●幼少~学生時代までに獲得した自分のポジショニングや特性 ●汎用度の高い自分の能力・アビリティ・コンピテンシー ●特定分野における自分のスキルや知識・習熟した作業 ●自分の興味・関心分野・価値を感じる分野 ●今の自分の外から見た見え方・見られ方 ●自分の感性・鼻が利く分野・見渡せる分野 ●自分がすぐに行動できること など色々あると思うのだけど、“その自分らしさ”で生きられるかどうか?それが本当の自分かどうか?簡単にわ

仕事の創意工夫~10項目。

色んな所で「創意工夫」しよう!と書いてるのに、自分の工夫を公開しないのは嘘つきっぽいので、僕の仕事上の「まあ上手くいってるかなぁ」と思う小さな習慣を書いてみます。 工夫① 最初に検討項目&可能性&タスクの膨大な箇条書きメモ(テキストファイル)を作る。「洗い出しファイル」……と呼んでいる。 【理由】これからやることの全体感が見たいから。 工夫➁ 仕事を絞らない。3つ以上の仕事を平行させる。またはプライベートジョブをどんどん合間に挟む。 【理由】詰まったときにモンモンと考えて