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仕事力強化Magazine

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コンサルティング会社代表の筆者が時代の趨勢と潮流を踏まえて、これからの仕事力強化の技を伝授してゆきます。
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#仕事術

人の“勘”とか“センス”って実は最先端AI(データサイエンス)。

“勘”とか“センス”を馬鹿にする、もしくはあまり尊重しない……そんなIT畑の人やデータ分析畑の人……ちょっと前に良く居た。 でもそれって変だよね。 人間が発揮する 『これは実はこうなんじゃないか?』 『右じゃなくて左に行った方が出口が見つかるんじゃないか?』 『こっちの方が成功するんじゃないか?』 みたいな判断って、全く何もないところから“思い付き”で生み出されてるモノじゃない。 ①説明はきちんとできないレベルの微細な現象の観察積み上げ、 ②数値化とかはし難い状況の推移ト

“Design Sprint”をやる前に意識すべき新規事業企画のTips その1

自分の仕事歴で言うと25年以上になると思う。 企業の新規事業企画の支援とか企画者の育成をやってきた。 いわゆるシリコンバレー型の“リーンスタートアップ”の経験値というわけではないのだが、大企業や中堅企業の新規事業立ち上げを手伝ってきて、やるたびに再認識する事がある。 それは、ある程度経験を積んだビジネスパーソンであっても皆、驚くほど“企画”発想の技術がない…ということ。むしろ下手に社会や業界事情に巻き込まれ過ぎているため『思考の派生的な延伸』ができない…ということだ。 これ

ホリエモン寿司職人問題……修練必要?不要?を小売業に準えて考えてみた。

ホリエモンさんの寿司職人炎上問題。 もう3年以上も前の話なんだけど、なぜか記憶に新しい。筆者もこのテーマ、思うところあり過ぎなので、ちょっと書いてみる。 筆者も立場というかこれまでの仕事の発想はホリエモンサイドだ。 修練や地道な努力が美しいとあまり思っていない。 努力は大事だけど、その目的は『如何に短期間に良いアウトプット(製造物)を出せるようになるか?』だと思ってる。 アウトプットを受け取るお客さん側が主役だと思ってるので、必要ならば楽をするための道具は全て使うし、機械化

常識と非常識のすきまにある意味。

最初に言っちゃうとまあ、ある命題が『常識的』であるか『非常識』であるかって、実は話題の中味にはあまり関係がないんじゃないかと思う。 受け取る側の反応によってこの二つの違いは決まると感じるのだ。 コミュニケーションの温度感によって同じ命題が、 常識になったり非常識になったりする。なんでだろ? 人の持っている情報スコープって非常に狭くて、かつ自分ローカルなので、何かを伝えたときに大きくは四つの受け取り方が起こると考えてる。 一つ目の反応 『わかった、わかる。』…頭を振る感じ

ポジショントークが増えた理由【その2 】

本記事の第一回は、昨今「自分が帰属する会社や仕事をしてるブランドに乗っかって自分を売る『ポジショントーク』のヒトが増殖しており、それはなんと、フリーランス界隈まで及んでいる!」という話を書いた。 もちろん、自分がご飯を食べてゆくために、営業に勤しむ、自己アピールに勤しむのは全然OK。僕も30代のフリーランス時代から、前のめり営業で過ごしてきた。 では何が引っかかるかというと、 今のビジネスパーソンやフリーランサーは全体を見てないというか、大局観がない…ことかな。とても近視

新市場と新事業を作れば良いんじゃないかな?

どうもわからない。もやもやが止まらない(苦笑)。 なんで、みんな、あんな、に 今のやり方にしがみ付いたり、ニーズが無さそうものを売り込んだり、不思議なことしてるんだろう。 素に戻って考えたら、こんなのいらない。こんなのが欲しい。こんなのが足りない。ってわかるんじゃなかろうか? みんな、なんで10万円以上もする高価で、さして進歩もしてないスマホを2年に一回も買い替えてるの? なんで、なんで今あるものや仕事を単に自動化しただけのサービスを、新ビジネスだ!!とか大騒ぎして、売ろ

おっさんずJOB!~50代以上の再始動。

自分もオッサンなので自戒を込めて。 今の日本で50代以上のオッサンだと、もう上がっちゃってる感じの人というか、これまでの仕事や職場の延長でなんとか食っていこうという人が多いけど、それだと、どう考えても先細りするよね。 だって時代はどんどん変わってるし、既存の事業は市場が萎んでしまったり、海外勢にシェア奪われたり、仕事自体が無くなる・不要になるものが多い。 で、とりあえず今自分が持ってるものを信じなければいんじゃないか? これまでやってきたことで食おうなんて虫が良すぎる(!

こうして仕事資料は再利用できる。効率的な企画書や提案書の作成➁

今回は資料の実際の再利用事例。 例えば以下が1997年(22年前)に筆者が作成した 『eラーニングサービス』の戦略企画書。 そして、以下のものが 2011年に作成した『GPSデータ提供サービス』の企画資料。 そして最後、昨年(2018年)作成した 大型商業施設とそれに付随するオンラインアプリの開発提案。 ざっと眺めてもらえると、いずれも 基本的な作りと思考のフレームワーク、シナリオは同一である …ことがわかるはずだ。 異なるのは、取り扱う対象としての市場・環境、企画詳細

こうして仕事資料は再利用できる。効率的な企画書や提案書の作成①

『企画書を作れない・作るのに時間がかかる』問題筆者は30年近くの職務経歴の中で多様な業界の仕事を経験しているが、 頻繁な転職で大企業を渡り歩いてる人とはちょっと違い、 フリーランス(個人事業)⇒自分が創業した会社の経営者、 という立場がその8割くらいを占めている。 なので、かなり過去からの自分の作成した仕事ドキュメント(企画書、分析レポート、戦略レポート、事業計画書など)を個人として蓄積してきている。 仮に資料の電子データが残っていなかったとしても…その“作り”はほぼ頭のな

フリーランス加齢劣化論。

フリーランスの人が全てそうなるという意味ではない。 でも僕の周りにいるフリーランスの方は、 残念ながら40歳過ぎるとお世辞にも好ましいとは言えない行動 を取るようになった。 この傾向は専門性が弱いフリーランスの方に顕著な気がする。 どういう行動になるかというと、 ●新しいスキルや知識、ノウハウに対する研究心・学習をしなくなる。 ●プライドはやたら高く、経験の浅い若年層に対して上から目線で振舞う。 ●でも最新の潮流や情報に追いついていないので、自分は手を動かさずに若者を

日本の大企業(事業会社)のスタッフは『実務』をやらない?

とっても失礼なことを書いてるかもしれない。 僕の定義する実務とは…… ①企画する ➁設計する ③判断する・決める ④指示・推進するこの4つだと思う。 この項目の中に管理する(マネジメントする)という言葉がないこと…が 僕にとってのポイントだ。 社内に大規模な体制を築くのでなければ、管理するって要らないよね。 『管理する』って、なんとなく仕事してる感が付きまとう…けど、実際は何もやってないに等しいと思うからだ。 そして、これも僕の印象だけど どうも…以下のような方(!)が

仕事や資産に乗っかるか?仕事や資産を生み出すか?。

30年くらい仕事をしてきて、最近やっと、色んな立場にいるヒトを中立的に客観的に観察できるようになった。 うちの会社は常にヒト不足!ダイレクトスカウトや各種媒体を利用して採用活動に力を入れてる。そして、フリーランスの外部スタッフと色々話をしている。大企業のメンバーは昔からの客先だが、取引がなかったところとも最近話すようになった。2000年前後のスタートアップでそこそこ大きくなった中堅企業とも話をしてる。 そんな中でやっぱり感じることがある。 それは……何かに乗っかった視点から

ビジネス“頭でっかち” vs ビジネス“ミニマリスト”。

今の世の中、なんでもかんでも、データで示せ!ファクトを出せ!というビジネスマンが居る。このタイプを僕はビジネス頭でっかちと呼んでいる。 その対極のあるのが『ビジネス・ミニマリスト』。このタイプのヒトはコンセプトとビジョン命。全ての事項を自分の信じるたった一つのコンセプトに紐付けて語る。 さてさてどちらの言うことが正しいのだろうか? 僕が考えるには、どちらのタイプも自分の足場をどこに置くか?という違いでしかないのではと思う。 前者のタイプについて言えば、世の中全ての裏付けデー

まだ“自分らしさで”消耗してるの?

自分らしさとは? ●生物学的な生まれついての自分らしさ。 ●幼少~学生時代までに獲得した自分のポジショニングや特性 ●汎用度の高い自分の能力・アビリティ・コンピテンシー ●特定分野における自分のスキルや知識・習熟した作業 ●自分の興味・関心分野・価値を感じる分野 ●今の自分の外から見た見え方・見られ方 ●自分の感性・鼻が利く分野・見渡せる分野 ●自分がすぐに行動できること など色々あると思うのだけど、“その自分らしさ”で生きられるかどうか?それが本当の自分かどうか?簡単にわ