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仕事力強化Magazine

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コンサルティング会社代表の筆者が時代の趨勢と潮流を踏まえて、これからの仕事力強化の技を伝授してゆきます。
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#企画書

こうして仕事資料は再利用できる。効率的な企画書や提案書の作成➁

今回は資料の実際の再利用事例。 例えば以下が1997年(22年前)に筆者が作成した 『eラーニングサービス』の戦略企画書。 そして、以下のものが 2011年に作成した『GPSデータ提供サービス』の企画資料。 そして最後、昨年(2018年)作成した 大型商業施設とそれに付随するオンラインアプリの開発提案。 ざっと眺めてもらえると、いずれも 基本的な作りと思考のフレームワーク、シナリオは同一である …ことがわかるはずだ。 異なるのは、取り扱う対象としての市場・環境、企画詳細

こうして仕事資料は再利用できる。効率的な企画書や提案書の作成①

『企画書を作れない・作るのに時間がかかる』問題筆者は30年近くの職務経歴の中で多様な業界の仕事を経験しているが、 頻繁な転職で大企業を渡り歩いてる人とはちょっと違い、 フリーランス(個人事業)⇒自分が創業した会社の経営者、 という立場がその8割くらいを占めている。 なので、かなり過去からの自分の作成した仕事ドキュメント(企画書、分析レポート、戦略レポート、事業計画書など)を個人として蓄積してきている。 仮に資料の電子データが残っていなかったとしても…その“作り”はほぼ頭のな

【ビジネス雑感】テキスト派と数字派が増えて、チャート派が減った。

最近の雑感。Noteとか各種ネットメディアやSNSの影響で、文章を書く人は増えた。(書籍や雑誌を読む人は減ってるけど。) さらに、データサイエンティストブームで数値を分析したり加工したりする人も増えてる気がする。 なんだけど、 モノゴトを図形的なイメージで認識する人や、絵(図解やマップ等)で表現する人が減った気がする。雑誌とかムック本とかはかなりの面積を図解が占めてるんだが、それはそれ専門の編集者が長い蓄積とネタ本で作ってる。 頭の構造が図形的認識の人(=右脳型)はもっとた

仕事の創意工夫~10項目。

色んな所で「創意工夫」しよう!と書いてるのに、自分の工夫を公開しないのは嘘つきっぽいので、僕の仕事上の「まあ上手くいってるかなぁ」と思う小さな習慣を書いてみます。 工夫① 最初に検討項目&可能性&タスクの膨大な箇条書きメモ(テキストファイル)を作る。「洗い出しファイル」……と呼んでいる。 【理由】これからやることの全体感が見たいから。 工夫➁ 仕事を絞らない。3つ以上の仕事を平行させる。またはプライベートジョブをどんどん合間に挟む。 【理由】詰まったときにモンモンと考えて