見出し画像

ビジネス開発における”疾走”の仕方。

芸術は爆発だが、ビジネスは疾走(失踪じゃない)だ!
どうせ仕事するなら、ヒトの魂を揺さぶる事業企画を立てた方が面白い。アーチストじゃなくてもそれはできると思うんだよな。
……ということで僕の個人的な疾走の仕方を大公開。

①これはイケると思ったアイディアに関して、市場構造やターゲットをデスクリサーチで徹底して調べる。【2日】

➁その商品またはサービスのコア技術とコアデザインの組み合わせリストを作る。【半日】

③基本発想を詰めなおす。普通は相反すると思われる要素を組み合わせる。例えば●自動運転とオーガニック食品、●シェアハウスとBIツール、●ドローンと都電、等。神社とIoT、ポップカルチャーアーチストと弁護士など。
【1日】

④技術的な不可能と思われるところをクリエイティブでなんとかする。またはデザイン的には「有り得ない!」と思われる部分をテクノロジーで解決する手段を考案する
【1日】

⑤デモ画面や概観とその商品またはサービスが使われるロケーションとシーンを絵に起こす。
【2日】

⑥機能的なインパクト=用途へのフィット感やスケーラビリティを表すキャッチコピーを考える。
【1日】

⑦ユーザーベネフィットのキーワードを一覧化する。
【半日】

⑧そのプロダクトから派生しそうなサブプロダクトや技術を一覧化する。
【半日】

⑨そのプロダクトに使えそうな技術やAPIをオンラインで探しまくる。
【1日】

⑩そのプロダクトの競合または先行事例になりそうなベンチマークサービスや事業モデルをオンラインで探しまくる。
【1日】

⑪3か年程度の販売計画及び事業計画にサクっと落とし込む。
【2日】

⑫ここまでの部分をパートナー向けの提案書と客先向けの提案書、投資家向けの提案書にまとめる。
【3日】

ここまでで大体二週間強くらいかな。
あとは”書を捨て”人に会いまくって提案する。レスポンスを聴く。
今流行のデザインスプリントよりは時間かけてるけど、世の中のファクトの収集とか市場検討が深い分、自分の納得度は高くて、人を説得する熱(passion)がかなり高くなる。

いかがでしょうか?ダメでも失踪はしないようにね!