見出し画像

トゥレット症候群って知ってますか?

唐突ですが、トゥレット症候群ってご存知でしょうか?
chatGPTに聞いてみました。

トゥレット症候群とは、神経系の障害によって引き起こされる、慢性的な運動性および音声的なチック(無意識的な短い動作や発声)を特徴とする神経発達障害です。

トゥレット症候群は、通常、子供や若者に発症し、男性により多く見られます。症状は、軽度でほとんど気付かれない場合から、重度で社会的・学校的な障害を引き起こす場合もあります。

チックの症状は、筋肉の動き(運動性チック)や発声(音声チック)など、多様であり、チックの種類や頻度は個人によって異なります。症状は、ストレスや不安などの精神的な状態によって悪化することがあります。

トゥレット症候群の原因は不明ですが、遺伝的素因や脳の機能異常などが関係していると考えられています。治療には、薬物療法や行動療法などがありますが、完全な治癒はできません。しかし、多くの人々が、成人期にはチックが軽減する場合があります。

chatGPT

まぁ、概ねこんな感じではありますが、実は僕もトゥレット症候群と診断されています。
ただ自分としてはチックなどが成人しても、固定化してしまって軽減しない状態をトゥレット症候群と呼ぶというような認識で、チックもほとんど無意識と言えるかもしれないですが、不随意運動というわけではなくて、随意運動として意識的にやっているというのが体感です。

わかりやすく例えるなら、咳やくしゃみのようなものです。あなたが咳やくしゃみをしたくなったら、どうしますか?
意識的にやりますよね?ただ、意識的だから我慢することもできるにはできる。

でも意識的に咳やくしゃみを我慢するのって結構難しくないですか?これと同じような猛烈にそれをやりたいという欲求が常にある感じです。
それが咳やくしゃみではなくチックという形で現れます。

僕の場合は、音声チックとしては鼻すすり、咳き込み、独り言、音読などがあります。運動チックとしては変顔や首振り、腕のピクつきなどです。これらの具体的な症状は変わり行きますが、今はこんな感じです。

常にこれらの動作をしないと落ち着かない状態に晒されてるような状態です。先ほど説明したように随意運動なので我慢はできるのですが、ストレスがすごい。

もちろん精神状態によっても違って、瞑想したり、絵を描いていたり、何かに全集中している時は比較的欲求はおさまります。

特別な薬は今のところなく、向精神薬などが処方されますが、眠くなって活動できなくなってしまうので、僕は飲んでいません。

まぁ、こんな症状なので色々と弊害があったりします。

  • 比較的普通に生活してるだけで体の負担が大きく疲れる

  • あちらこちらに手をぶつけて、慢性的な打撲

  • 口の中をよく噛んで口内炎が多い

  • 公衆の場で奇異の目で見られる、避けられる

などなど。

奇異の目で見られたりするのは仕方のないことです。誰しも何も知らない人が変な行動をしてたら警戒します。それが当然の反応です。だから、知っている人には積極的に話しています。自分はこうだと。

知らないから怖いのであって、知っていれば認識はだいぶ違ったものになると思います。それに前提としてそれを共有しておいて、何かあったら遠慮なく言ってもらうようにお願いしておく。

何か自分が原因で周りの人に我慢を強いているなら、それが自分としてもきついし、ストレスにつながって、より症状が悪化したりもします。

なので、先にそういう環境を用意しておけば、問題はプラクティカルに解決できる可能性があります。例えば仕事場で僕の独り言が多くて耳障りになるという場合なら、遠慮なく言ってもらえれば、僕は別のところで働けばいい。

実際、遠慮なく言ってくれとお願いしていたとしても、周りの人に遠慮なく言ってもらえるかは分からないので、構造的に結局我慢をさせてしまう事になるかもしれませんが。。。
そこはもう周りの方の判断に任せるしかないと思っています。

そういう意味では素直に意見を言ってもらえる関係性を築けるように常に意識するのが大事だなぁと思います。


とまぁ、こういった状況があったりするんですが、なんとか自分なりに色々考えて対応しています。

でも、なんか悪い面ばかりにフォーカスしていないかなと最近感じてきました。短所と長所は表裏一体だし、この障害の良い面もあるのではないかと。

この症状があることで、学生時代はいじられたりもしましたが、もしかしたらその分、いじられたりする人の気持ちが想像しやすくなったかもしれない。人の気持ちを考えられるようになったかもしれない。

めっちゃ日々疲れるけど、摂取カロリーを考えなくても太らない。血中の中性脂肪はいつも正常範囲より少ないくらい。

そもそも、この発達障害がドーパミンの異常分泌が症状の原因という説もあるし、そう考えると今の自分の好奇心や学習欲というのはそれに支えられているのかもしれない。

いろいろ考えると、これでよかったのかもしれないと思えてきます。というか今ある自分をそのまま受け入れるしかない。良くも悪くも今の自分は、自分の過去や特性がある上での自分なので、今の自分を肯定するなら、それらは必須のものだと思います。

大変な面もありますし、寿命とかだって短くなっちゃうだろうなという怖さもありますが、この発達障害を障害としてでなく、ただの特性として受け止め、悪く出てしまう面はしくみでフォローしたり、よく出る部分は存分に発揮して、これからも上手く付き合っていければいいなと思います。

よろしければ、お気持ちでサポートいただけると嬉しいです! 今後も皆さんに楽しんでいただけるコンテンツを作っていけたらです!