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ストーリーより、ナラティブに語れるか?

ライフワークとしてスタートし1年経った、ラクダと獅子の2on1セッション。たくさんの人の人生を、胸の奥に潜む痛みと向き合うことで治してきたラクダと、感情を揺さぶり人の本心と繋がる獅子(ライオン)である私が、自由奔放に飛びまわる場。1対1だと逃げ場がないが、1対2だと圧迫感がなく、安心していられる。

ストーリーvsナラティブ

一緒にサービスを育ててくれている仲間のネズミ男さんが、節目に振り返りたいことがあるとのことで2on1を受けてくれた。彼が体験した子どもの部活動改革の話をしてくれた。その内容は実にすばらしいのだが、自分のストーリーなのにどこか他人事で感情が見えづらい。
たとえば、桃太郎の話をする時に、桃太郎を主人公に語るか、桃太郎を大切に育て鬼退治の旅に出したおじいさんおばあさんか、はたまた鬼の視点でいきなり敵がきて退治される話かでまったく違った話になる。これがあってあれがこうなってと事象を語られるより、本人からみたナラティブを語る方が、より感情の変化を感じられ、ダイナミックに物語を受けとることができる。

さて、ネズミ男さんは、部活動改革の話を振り返るのだが、自慢話にならないか?と必要以上に謙虚に、遠慮しがちなところが出た。あなたはどうしたかったの?どんな思いだったの?誰の何の話かあまり入ってこない。時間を置いて2度目のセッションで、恩返しというテーマを自ら置いたのだが、言葉に違和感がある。聞いてる相手が楽しんでいるか、誰かの役に立とうなんて考えなくていいから、「僕が一番楽しかった!」と素直に最初から言えばいいのに。ふたりからのフィードバックに、ずっと胸の奥底で引っかかっていた昔の経験と繋がり、壁を越えられているようで越えていない葛藤と向き合うことになった。これからどんな結末を迎えるのか楽しみだ。

すっごく考えて、すっごく作り込んで、まんまとハマってるパターン。ちょっと僕、感動しました。おふたりに、感動しました。

仲間の声

自分の存在をちゃんと認める

「ねぇねぇ、聞いて聞いて!」喋りたくて仕方ない、楽しそうに話す人の話に、人は引き込まれる。それは、自分の存在をちゃんと認めていること。人への貢献より、まずは自分の承認を。自分に愛を向けてあげよう。

それに気づくには、自分一人の力では難しく、仲間が必要。ひとりより、ふたりがいい。自分が自分でよかったと安心できる場で、あちゃー、やっちゃったなという悔しさから、気づいて、学んで、自分のペースで次に繋がる一歩を踏み出せたら素敵だ。小さな変化を自分の中で感じていけることは、活力になるから。

相手をどうこうしてやろうではなく、何の目的や意図なく、ただただ話したくなる感覚っていい。聞いてる方も、へー、そうなんだ、とそれ以上何も求めない。ちゃんと話を聞いてくれる相手がいること、日常のちょっとしたことをシェアしたくなること。そんなことが尊く、安心と幸せのエネルギーに満ち溢れている。

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■ラクダと獅子の2on1セッション
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