田中将大投手の楽天入団。背番号18番
職場の窓辺で空から雪が降りてくるのを見た今日。
このワクワクは決して雪のせいではない。
何にこんなにワクワクしているのかというと
田中将大投手の楽天入団。背番号「18」。
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今まで唯一見た高校野球は2006年甲子園。
田中将大vs斎藤佑樹だった。
高卒でドラ1楽天へ行った田中将大と
大卒ドラ1日ハムへ行った斎藤佑樹。
今でも定かのように比較されるその関係性は、それほど白熱した時代だったという証だ。
当時10歳、もうすぐ11歳だった私は無我夢中でテレビの中の世界を見ていた。見慣れた東京ドームと違い黒い土のグラウンド。やけにシンプルなユニフォームがその土で汚れていく過程。プロ野球以外できっと初めて見た真剣な試合だった。
今、日ハムファンの私が言うのも何だが
子供だった私は、ハンカチで汗を拭う品の漂う斎藤佑樹より、グラウンドで表情豊な田中将大の方を応援していた。人を惹きつけるパワフルさみたいなものを、テレビ越しに子供にも感じさせるほど、田中将大の目は真剣だった。
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楽天に入団した田中投手は、誰もが納得の球界の顔になり海外を渡った、言うまでもなくスーパースターだ。そのスーパースターを実は一度も生で見たことがない。
まず、楽天生命パークはナイターだと観覧車が綺麗に映り、いつかはいつかは、と言い続けてるだけで今まで一度も訪れたことがない。せっかくの遠出でもし雨が降って延期となっては立ち直れないため、ビビって行けた試しがないのだ。
まぁ日ハムファンとして「北海道旅行も込」で趣味となっていたから、パリーグ戦をみるのは、札幌ドームか近場のZOZO・メットライフがほとんどなのだが。
あぁ今年は運命かもしれない。
初めての経験をまた積むことが出来るかもしれない。
新たな場所に足を踏み出しそして、初めてこの目で田中将大投手を見る、と言う新しい目標が生まれてしまった。
不便を感じる毎日だけど、こんなにも野球のニュースひとつで夢が膨らんでいく。その瞬間に「野球が好きでよかった」と心の底から安堵する。だって、確実に私のメンタル的支柱の存在だから、他に依存できるものがない限り、日常に良さをきっと見いだせないから。野球と、野球選手の存在に感謝する。
そしてこの安堵とともに、父親にも感謝をする。父が野球好きだったから私もその影響で野球を見ていた。わからないルールを教えてくれた。
いつか叶えたい夢の一つに、「父親と野球旅行をする」がある。
二人で二人が好き同士の球団の試合を見に行って、球場でビールを飲みたい。ただそれだけの夢だ。働いて親孝行として、父親を連れ出したい。
60になり持病を持つ父親を、今年は遠くへは連れ出すことはできない。だからいつか。いつかの夢だ。それが叶うまで、私の夢は色あせない。
とにかく、まーくん、日本へお帰りなさい。
ついさっき更新されたインスタグラムを見て心臓がドキドキするほど、興奮する。野球ファンの心をワクワクさせてくれてありがとう。また2021シーズンも楽しく過ごせそうです。開幕楽しみ!残り57日!
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