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継続がもっともシンプルで偉大な価値である理由

今日も誰より価値ある1日を。

こんにちは、大鹿です。
noteを開いてくださって感謝です。

今日は継続と価値の関係について書きたいと思います。

私はnote出戻り組です。

3年半前。「これからブレイクするぞ!」とにわかに叫ばれていた頃にゆっくりnoteを始めました。

いや、叫ばれていたのか本当は分からんけど(苦笑)

そして忘れもしない2021年の9月後半、「10/1に個人事業主として開業届を出そう」と決め、自分自身の起業ストーリーとして書き溜めることにしました。

何もなかった

毎日。振り返ってみると19か月は絶やさず連続更新ができています。

私はこのnoteという媒体から多くのものをいただきました。継続が力以上のものになって返ってきました。

  • 今も続くクライアントさんとのお仕事のきっかけになった

  • 専門学校の運営者とつながり、その後に続くセミナー・研修活動の取っかかりになった

  • 何より自分のことを「バカみたいにnoteを書いているやつ」と覚えてもらえた(良い意味でね)

起業する前の私には文字通り、何もありませんでした。

直前の職務経験を生かすわけでもない、いわば異業種起業。できることはまだまだ少ない。

前年の暮れ、12年ぶりに地元に戻ってきたばかりでお客はおろか知り合いもろくにいない。一緒に仕事をシェアしあえる仲間もいない。

どうしたものか。

当時からお世話になっている地方在住マーケッターのつぶやきさん、そして兄弟子に当たる(勝手にそう呼んでます)新垣さとるさんがそれこそ鬼畜じみたペースで毎日noteもブログも書いているのを見て、

ぐおお…! せめてオレもnoteだけは。

と思ってはじめたのがnoteでした。話は逸れますが新垣さん、いつも思うけど文章上手すぎますね。

私も新垣さんには及びませんがコピーライターをしています。私にお仕事をいただく判断材料として、このnoteが間接的に役立ったというメリットもありました。

そうそう。思い出した。

20代の頃、東京で雑誌編集者をしていたのですが、当時の上司がどこからか私のことを知り、仕事の依頼をくださったのでした。私の地元・香川での案件でした。

数年越しで連絡をくれたきっかけはやっぱり、「毎日発信をしていたから」。

知らない人に頼むより、リアルタイムで書き続けている大鹿くんなら大丈夫だと思った。だそう。

感謝しかありません。

特盛の価値

リマインド。今日の本題は継続と価値の関係です。

私がnoteで探求しているのは「価値」

この価値という言葉、頻繁に使われるのにたぶん99%以上の人が言語化できないのではないかと思います。

私のnoteでは価値を「他者に提供できる成功の度合い」と定義しています。

  • 価値を決めるのは自分ではなく他者

  • 他者が期待する以上の差分(量)が価値

ざっくり要点だけお伝えしますが、よければ他の記事も読んでみてくださいね。価値について多面的に探究しています。

価値の大きさは量で決まるというのが私の考え。

noteを再開して改めて感じたことがあります。

それは、誰の・どんなコンテンツでも誰かの役に立っているということ。

知識・ノウハウの重厚な発信もあれば、サラッと読めてどこか「ホッ」とするコンテンツもあります。花が咲いたよ、みたいに。

書き手のパーソナルな一面を掘り下げながら、いつの間にか感情移入して「グッ」とこみ上げる話もある。

そこには言葉にできない価値があります。

いろんなnoterさんの記事を読むことで「今ここ」よりも感情が上向く。

そんな感情の上向くきっかけを継続する人は来る日も来る日も提供してくれるのだから、特盛の価値というほかありません。

食べきれないくらいの量。もっともシンプルで偉大な価値です。

私が言うのもなんですけれど、継続できている方、本当にすっごいですよ。

大丈夫。見ている人は見ています。

スキは目的じゃない

これは私の経験なのですが、真剣にあなたの記事に向き合っている人ほどスキとかシェアをしません。

ガッカリした?

でもちゃんと、マーケター目線から見ても理由があります。悪い意味でもない。

彼らにとっては、スキを押すことが目的ではありません。あなたの記事を読んで何かを感じ、何かを得ることが本来の目的なのです。

見る専の人は、コンテンツを書いたりリアクションをしたりして積極運用している人の数倍いると言われます。note以外のSNSでも同じ。

なんでそんなことが分かるんだよ!

とツッコミたいかもしれませんが、私自身が被験者だから言えるんです。

noteを継続しているなかで、リアルな知人から「毎日読んでるよ」と言っていただく機会がありました。何人も何十人も、です。

更新がいつもより遅かったら、「どうしたの?」と連絡をくれる人もいました。

相談やお仕事の依頼をくださる人はたいてい、くまなく(ほんとくまなく)記事を読んでから連絡をくれます。これは実際に聞いてみたし瞬間的なPV数上昇からも検証できました。

何が言いたいかと言うと、一見「スキ」みたいな反応がないからって気落ちしなくていい、ということです。

価値、しっかり生んでます。積み上がってます。
継続できる人はどんどん継続するといい。

フォロワーシップ

ビジネスコーチングでは人間が持つ「フォロワーシップ」を重視します。

SNSのフォロワーのことではなく、フォロワーシップ。自分自身のあり方のこと。フォロワーシップが高い人には文字通り人がついてくる、という考え方です。

コーチングの先生が教えてくれた言葉に

Lead the self

というものがありました。

これには「見えない旅に一歩踏み出して自分を育もう」という意味を込めているのだそう。

見えない、というのがミソ。

自分を育むことは目に見えない、地道である種、孤独な活動です。途中で折れる人も多い。

でもね。見えないけれど確かに育みはあるんです。スキやシェアがなくても見ている人は見ているのと同じ。

Lead the selfはLead the peopleに変わります。人を導く者、ですね。

継続するあなたはきっとなれます。偉大な、人を導く者に。

応援しています。そして私もまた、続けます。

今日はこの辺で筆を止めておきます。


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最初に読むのはこの記事「価値という言葉を言語化できる?」
価値創造マガジン『付加価値の魔導書』
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