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[コメント回答]価値ある失敗とはお試し主義!

今日も誰より価値ある1日を。

こんにちは、大鹿です。
noteを開いてくださって感謝です。

今回も「価値」を科学していきます!

先日、noterさんから記事にコメントをいただきました。ありがとうございました!

記事をきっかけにコミュニケーションが生まれるのってうれしいものですね。

いただいたコメントがこの内容です。


要するに「失敗は価値ではないのか?」ということ。本記事ではこれに回答していきます。

先に結論:失敗=お試し主義!

このように考えていただくと、失敗という言葉が持つネガティブなイメージがポジティブ変換されると思います。ぜひご参考に。

失敗ばかりの起業人生

私はこのnoteでしつこく、価値とは「他者に提供できる成功の度合いのこと」とお伝えしています。

コメントをくださったnoterさんの疑問を見て、私、「確かに!」と考えさせられました。途中の数限りない失敗に価値はないのか?

この点は盲点だった~!

「成功の度合い」という定義は私なりにひねり出したものです。しかし、まだまだ穴があると思い知らされました。

当然ながら、成功はいくつもの失敗の上に成り立つものです。最初から100%の成功なんて、その実、稀ですよね。

起業したら失敗ばかりです。

誰も知らない自分。知ってもらうために流行っているSNSを頑張ってみたけれど、イマイチ反応が得られない。

「SNSから自然と仕事が来る」なんて聞くけれど、んな甘いことはない。言葉通りに受け取ってはダメ。これだけはハッキリと言える。

現にSNSで仕事を獲得している人も、裏側ではあの手この手で必死に行動しています。

SNSは悪く言えばポジショントークの世界。みんな甘い言葉を放つ。それに乗せられて「SNSを使えばラクに集客できるんでしょ」と思った男の末路たるや。

私の場合、「できることは全部やらなきゃいけない」という結論に達しました。すべて“お試し”して、1つ2つでも上手くいけばオッケーという考え方でちょうどいい。

結果、私は文章を書くのが好きなのでこのnoteだったり。人と話すのが好きなのでSNSじゃなくてリアルなつながりが財産になったり。この辺りが起点になった。

あと、なんだろう? 残してきた屍は人5倍くらいあります(苦笑)。まじです。

でも、試行錯誤のおかげでそれこそが私の強み・蓄積になりました。今、マーケティングの仕事もしていますが、流行りの方法にとらわれずいろんな集客・広告手段の提案ができます。

FAX DMって知っていますか? 今どきFAX? と思われるかもしれませんが使いようによってはまだまだ絶大な効果を発揮するんですよ。

ま、本題ではないのでまた興味があったら聞いてください。

私は数限りない失敗を重ねたおかげで「地域のマーケティングならこの人」と認知してもらえるようになりました。

自分の道のりを振り返ってみても、失敗は価値あるものだと自信を持って言えます。

失敗=お試し主義!

「失敗=お試し主義!」という言葉は私の座右の銘に1つ。

これは尊敬するマーケティングコンサルタント、北岡秀紀さんが事あるごとに発信されている言葉です。

確か著書か音声配信でこのように語っていたと思います。

  • 失敗という言葉は目にするだけでネガティブな印象を与えてしまう

  • 「失敗の積み重ねが成功」というのは誰もが理解しているけれど、言葉尻のネガティブさが人の積極性を阻んでしまう

  • だから「お試し」くらいに置き換えたほうが楽観的になれる

どう思いますか? 納得?

私自身はおおいに納得しました。そうだ、なんでも試してみよう。

お試しが結果を生まなかったとしても、「結果を生まない」というデータが取れます。あるいは「どこが悪かったのか?」という検証のきっかけを与えてくれます。

マーケティングという仕事は、1を一気に100にするものではありません。

1を2にして、5にして、時に3に戻って…を繰り返して匍匐前進で100を目指すものです。ビジネスというより研究分野に近い。

「失敗=お試し主義!」というのは、北岡さんもご自身の経験から見つけた自然法則なのだと思います。

お試し、バンザイ!!

もう1つの効用

お試しという言葉にはもう1つ効用があると考えています。

それは「分かったつもりになる」呪縛から解放されること。

ここ何度か「分かったつもりは二流」という教訓に触れてきました。

分かったつもりになって物事を「こう」と決めつけ、確定バイアスよろしく、自身の仮説を立証するための情報しか集めなくなってしまう。

結果、失敗してもその原因を追究しなくなる。さらには失敗という言葉が持つイメージが、私たちの足をさらに一歩進めることをストップしてしまう。

これではただただ袋小路です。何も価値を生みません。

しかし最初からお試し主義であれば、「数あるうちの1つのやり方」と割り切って問題解決に臨むことができます。打ち手が無限に増えます。

失敗をお試しに→「分かったつもり」思考からの脱出

ちょっとした変換なのですが、面白くないですか? 言葉が私たちに作用する効果って。

まとめ

私もね。会社員のときはそこそこ上手くいっていたんです。最後2年くらいは営業予算を落としたことがありませんでした。

その自信が独立して見事に打ち砕かれた(苦笑)。ああ~、会社の看板って偉大だったんだな、ってそこで分かったんです。

けれど、数ある経験のおかげで失敗の価値というものがよく分かりました。いやいや、失敗じゃなくお試しの価値か。

すぐに成果に変わるとは限りません。私のように、蓄積されて蓄積されて、どこかでキャズムを超えて自分の価値に変わることもあると思います。

忍耐が必要かもしれない。

失敗という言葉は私たちの足を無意識に止めてしまいます。これがなにしろ厄介。

だから、お試し主義で、楽観的に、ね。

頭の中のスイッチを切り替えませんか?

今日はこの辺で筆を止めておきます。


追伸)
まだまだ表現に改善が必要な私なりの価値の定義。

ぜひご意見、お待ちしております!

繰り返しますがコメントをくださったnoterさん、ありがとうございました。


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