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鳥や虫、夏の歌、私的広告

時鳥などその名のごとく時々しか鳴いてくれないので、それが無いとまだまだ静かな初夏の夜だ。梅雨らしく蒸した空気はふわりと、夜に満ちているが、なんとなく物足りない。僕は夏の予行練習をなにかしようと考えて、TUBEを流して帰路を走ることに決めた。白い月の奴が空でくすくす笑っていた。結局TUBE聴いているじゃないかと。でも僕は強気に月を笑い返してやった。夜にしか存在できないお前には分からないよ。するとコツンと頭になにかあたった音がして、そのまま足元にもう一度コツンと転がったそれを見るとどうやら月の欠片らしかった。もう一度いうが、夏の僕は無敵である。早速ネットで月の石の時価を調べては、メルカリを開らき、売る気満々である。ちなみに調べてみたところ13キロ超の月の石は2.7億円で売買されたという。果たして片手に収まるマウス程度の大きさの月の石は、換算していくらだろうか。

考えるのがめんどくさいので名乗る。
鹿田です、よろしくね!

最近月のやつを出してなかったから義理的に出しただけで以降の話に出てくるかは全く不明である。記事は今日も鹿田の加減に全て委ねられている。内容など全く思いついてないわ。濃い味にすべてを委ね、酔いながらまったりと、ゆっくりと紡いでいこう。まだまだ夏はこれからなのだ。

辻村深月はスロウハイツの神様(上)の途中で積んでしまっている。やはり飽き性の僕は同じ作者の本は読んでせいぜい3冊までが好奇心を維持して読めるラインらしい。なので今はストップして前回話題に出した京極夏彦の巷説百物語シリーズを読み始めている。で、そのまず第1作の巷説百物語を読み始めたのだが果て、さっぱり記憶にない。どうやら鹿田は1作めは飛ばして次巻あたりから読んでいたらしい。百介が一団に加入?したところから始まり新鮮である。最近雨が続くのでシチュエーションも最高だ。やはりホラーは薄暗い曇天の日に読むに限る。

それから併読、と言えるかわからないが、オーディブルでは鹿の王を聴いている。昨日から2巻に突入しミツァルが再び感染し、ホッサル(高名の医術師)どうする!?という場面で終わっている。ふむ、とすると明日の朝の会社までの道のりはTUBEを聴くか、鹿の王を聴くか迷ってしまうなあ。しかし明日のことは明日の自分が決めるのみ、明日の鹿田頼んだぜ!と丸投げしてみせる。ま、楽しみがたくさんあるということはいいことだ。

話が区切れたところでビールをもう一本持ってくるのでしばしお待ちあれ。

もってきた、乾杯!
今週の日曜日は事務処理集中日で出勤なので虫撮りにはいけない。多分天気も悪いはずなのでまあいいのだが、それでも僕はいつでも一縷の望みは決して捨てないから、もしかしたら事務所にいる間の知らぬ間にいっとき晴れ間があるかもしれない。そしたら当然(ああ、それなのに虫撮りに行けないのは勿体ない、虫撮りに行きたかったなぁ…)と悲しむことになる。そのくらい鹿田の虫撮り熱は現在進行形で熱い。僕の虫撮りの一番の目的はゾウムシだが、なかなか出会えないのである。前回出会えたは出会えたが、ゾウムシという名前のレーゾンデートルを失ったようなクチブトゾウムシだったし。アタゴオルに出てくる網玄みたいなでっかいゾウムシに出会いたいなあ。(網玄がゾウムシモチーフかは不明だが)

アサミサガシムシさんの見つけたような立派なゾウムシに早く出会いたいわ。そのためにも足繁く公園に通い、自身のゾウムシセンサーの精度を高めるのだ。とりあえず今は次の休みが晴れることを切に願う!虫撮り、バンザイッ!

さてだんだん酔いも回ってきた。何故かカーテンの向こうが黄金色に輝いているが無視である。

最近また詩を書き始めた。詩も例外なく僕にとっては夏に所属するものなので、夏が近づくに連れ書きたくなっては勢いで書いてTwitterにアップする日々だ。詩はまたこのようにぞろぞろと書く文とは別の意義がある。あくまで僕にとってはだが、僕にとっての詩とは文章のルールなど無視し、思いのまま紡ぐ真っ白な言葉の集合体である。必要最低限の言葉でその時の気持ちを残さずまるっと乗せて作る詩は快感でしかない。今年はどんな夏の詩が生まれるのだろうと思うことも幸せの1つである。それは誰かの詩であっても。

ということで最後に私的な広告を載せて終わる。

♯夏の詩 でTwitterにみんな各々の純粋な夏への思いをのせて、詩をアップしようじゃないか。僕はいつもいつも夏の詩が読みたくては、Twitterを漁る日々だ。今年はどんな夏の詩にであるか楽しみで仕方ない。ぜひ、鹿田に読ませてください。ただの自己満足です。でも生きがいです。
よろしく!

ではまた!

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