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ラムネに透かせば、みえるブルー

屈折する陽の向き合いにかけて

僕はゆっくりと広がる空を見ていたい

窓の様にくくられた意識の底の冷たさに触れて

放たれる それを 感じてさ

吹き上げて消えていく

ずっとずっと見えない果てがあるんだろ

コメカミカラ汗ガ、タレル―――

真昼の空は天辺で炎天下の僕らだ鉄に触れると冷たかったのにコンクリートは容赦ない灼熱を照らす呼吸さえ忘れそうになるトランスに垣間見えた影はなんだったのだろう?


とても冷たいそれを浴びて

ただ平面的に黒い影の方がいきいきしているよ、なんて

陽炎に映る現の逆さに頭を向けて触れる幻想冷たくもない濡れもしない

ただただ消えそうだった僕たちの夏は確かにあると感じて安堵して忘れていく



みんなそうなんだ




憚られたそれを やりきれなくてさ

嗄れる 

入道雲

青い空

サイダー

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