ホットで。

寒いから

熱いの触るの苦手だけど

自販機で買った

ホットコーヒー


飲もうと思って

飲み口を開けようとした私の指

…止まった。

…なんで、開けないの?


私が飲みたいんじゃない

あなたに飲んで欲しいと

それは あなたの好きなブレンド


無意識でした


指は

私の気持ちに気づいていたの


私は あなたのやわらかい笑顔を

待っていたようです


あなたが来ました

「遅れてゴメン」と


ううん 遅れてないよ

私が来たのが早過ぎただけ


本当だ

好きなんだ