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短歌写真部は楽しい

夏ごろから短歌をやってみようと思いたちました。短歌楽しいです!

NHK短歌テキストに#短歌写真部 という部活があります。Xで#短歌写真部で投稿する部活です。これがまた楽しいです。

ある程度数がまとまってきたので備忘録としてまとめてみました。
これがまた楽しい。部活がんばるぞ!

早朝に
玄関あけて
出会いしは
色なき風と
空の階調

帰り道
気配を感じ
振り返る
卯さぎを抱く
キミが微笑む

キミをさがして
暗い道えらび
ボクは彷徨う
中秋の夜

残暑去り
風涼しく空高し
なのに汗ばむは
夏の残り香

雨の日
開くなと叫んでも
いつもとおり
開くトビラの
無情さ

カーテンあけ
メガネがなくとも
遠くが映えるは
旭光の魔法

早朝に
万国旗準備す
秋空に
映えるように
舞うように

歓声が
あふれ出す
運動会を
見守り続ける
ヒマラヤ杉

ヒマラヤ杉より
伸びたる万国旗
ある学校の原風景

つぎ読むものを
思い巡らし
眠気と共にすごす
朝のコメダ屋

秋がきて
期待むねに
掘りかえし
実りさがすも
残念しかなく

空を舞う
旗を喜ぶ
あの子らの
すがたを想い
我ら準備す

門の横のあなたの姿は
学舎の思いでの礎となり


長月去るも
秋に会えず
朝焼けに問うた
神奈月は何処へ



枯れかけて
毎日のぞいた
プランター
再び育つ
ミントのちから


疲れきったので
月見で癒す
今シーズン初と
気づき驚く

横丁さまようか
銀座あるくか
迷い悩む
不二家まえの夜

銀座歩きを
楽しむも
惹き寄せられた
磁場の強き
ガード下に


この先は
異界であると
知りつつも
深みに入る週末


冬やさい
育てるために
耕して
作りし畝を
照らす暁光


美味しいよ
いわれるまえに
タルタルの
魔法がかかり
カラアゲきえる


疲れはきえず
徒労ばかり増す
旅立ちたいと
秋の空へつぶやく

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