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シキミ
2018年3月4日 00:27
寂しさはよる知らない街で知らない景色を電車の中からぼんやり眺めるときひる家族の怒鳴り声から逃げて寒々とした部屋で縮こまるカーテンの影のなかあさ泣き暮れて腫れた瞼越しに見える朝日が充血して熱を持った瞼を焦がすころ寂しさは孤独ではない寂しさは目隠しをされて猿轡をされて冷たい地面に転がされた私の上を気付かず跨いで進んでいく人の群れに絶望するとき