この様な人ばかりなら世の中良くなる(27)



この投稿は、全てのマイノリティ、
特にその一つである色覚障碍の人にとって、
バリアフリーの世の中になる事を願って書いています。
最近、色覚障碍からズレている事が多いですので、
最初にこの一文を入れておきます。
いつもマイノリティにとって、良い世の中にする為という点では、
同じと思って書いています。


前からお腹に、直径1、5㎝位の黒いホクロの様なものがあるので、
先週近くの皮膚科に行くと、
ボーエン病(皮膚がん)の疑いがあるので、
大病院で調べてもらいなさい、
という事で紹介状を書いて頂き、今週市立〇〇病院に行くと、
切る必要があると言われた。
その日の午後から手術(20分位だと思う)をして、
癌であろう部分を切り取ってもらった。
今日の言いたいのはここからで、
そのお医者さんは30〜40歳位でとても優しい言葉使いで、
イケメンで、説明が終わるとニコッとされ、感じが良く、
手術が始まるとテキパキと、研修生の様な2人に説明しながら、
されていた。手術後、僕はその方に、
ヒポクラテスの誓いを守っていらっしゃる本当のお医者さんですね、
の様なことを言うと、良く知っていらっしゃいますね、
と言われ、雑談され、なんか数学の話になり、
その方は学生時代、数学が苦手だったが今では興味を持ち、
ネットで数字の事を勉強するのが趣味で、
変わってるでしょと言われた。
その話方や内容も俗っぽくなく、
こんな人が世の中全員ならば、
ギスギスしたり争いごとが無いどころか、
いつも楽しく暮らせるのにと思った。
育ちなのか、見たところ全て恵まれていて、
劣等感がない資質なのか人間にはこう言う人もごく稀にいる。
手術後なのに一日中気分がよかった。
僕はこの投稿で、
マイノリティへのバリアフリーや、色覚障碍者の事を書いて、
行政が指導しないと、どうにもならないと書いているが、
こんな人を一人でも増やす事が世の中を良くすることでは無いか、
そのためには何をするのが良いか考えているが、
近くの接する人に優しくすることや、
気遣う事など身近な事から変えることしかないのか。
*ヒポクラテスの誓いとは、
医師の倫理、任務などについてのギリシャ神への宣誓文、
2004年北米全ての医学校の卒業式で誓われている。らしい。
スコットランド人の僕の友人のお父さんが、
ケンブリッジ出の貧しい人を助ける金持ちでないお医者さんで、
部屋にその誓いが貼ってあると言っていた。

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