好調なひとの運は伝染する
勝負を決めるのは運か実力か、それとも気合でしょうか。
実力がなければ勝ち続けることはできないと思いますが、最後に勝負を決めるは気合かもしれない、と感じることもあるかと思います。ニュースの見出しにも気迫、という言葉があると納得できるものがあるでしょう。
こちらは勝負ではないですが。。
勝率という点で、例えば Jリーグで優勝するには75%くらい必要らしいので、日々の鍛錬、努力によって培った実力なしに優勝を目指すことはできないでしょう。
実力が重要なのは間違いないところですが、スポーツや格闘技の試合を観戦しているとその場の雰囲気や試合の流れを感じると思います。そうした流れがその日一日だけの場合もあれば、1週間、あるいはもう少し長く続くこともあるかもしれません。そのような良い流れが個人のプレーや雰囲気づくりによって生まれることもあるでしょう。
こうした好調、不調の波、流れを研究したコーネル大学の話があります。
もしも好調や不調、試合の流れがランダムだとしたら、実力が同じくらいのチーム同士が試合をすると、その勝率も確率と統計で割り出せそうです。
これに対して、別のレポートも出ています。
チームでプレイしているとチームメイトの動きをなんとなく予想できる、ということはよくあると思います。特に合図を送ったりせず、またチームメイトを見なくてもうまくパスを出せたりするのは特に驚くことではないでしょう。このような一体感は個人競技では感じられないものかと思います。
そして練習や試合を通じて形成されるチームの一体感が生み出すものは私たちが考えているよりも大きいようです。
人にも流れやリズムのようなものがあります。そして共感する能力も持っています。もしも近くに好調なひとがいたら試してみていいかもしれません。
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