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本職以外の「パラレルキャリア」を持つ、本当のメリットとは

私は、会社員をしながら、映画監督や地域活性化などの講師を続けているため、「パラレルキャリア」というテーマでお話しする機会が数年前から増えています。むしろ、あと付けではありますが、「パラレルキャリア」について書かれた本を実体験も交えてご紹介します。

学歴、年収よりも幸福度を上げる「自己決定」とは

複業(複業)の最大のメリットは、「自己決定」により幸福度を上げることなのだそうです。「自己決定」とは、自分自身で生き方や生活について決めることができるということ。仕事では思うようにならないことも、複業やパラレルキャリアでの活動においては、日本でもスラッシャーという言葉が使われるようになってきました。それは、スラッシュ(/)で肩書きを併記して活躍する人のこと。例えば、エンジニア/コンサルタント/ライターという感じですね。
プロレベルの人も趣味レベルの人もいます。ここで大事なのは、名乗ること。そして、肩書きを増やしていくのが、これからの時代だというのが筆者の主張です。

おすすめは、「自己決定」を上げるための複業

どういうものが「スタンフォード式」なのか

スタンフォード大学には、なんでも受け入れる文化があるそうです。つまり、スタンフォード式とは、「いろいろなことにチャレンジしよう」という精神のこと。「得意なもの」は継続し、そうでないものは止めて新しいものに挑戦していく。これを繰り返せば、やりたいことが明確になり、どんどんユニークなキャリアが築いていけるはずです。つまり、自分の市場価値を高めることにつながります。ただ、「得意なもの」が見つかっても、新しいものに挑戦することを止めては行けません。得意なものはどんどんストックしていき、新しいものへの挑戦も継続するのです。文系の極みだと思っていた私も最近、東京大学メタバース工学部でデータサイエンスについて学んでいます。かじるくらいですが、複数の強みを持つことで、仕事の幅が広がっていくのを感じています。

1つを100%極めるのではなく、3つを70%できるようになる

どうやって新しいことに挑戦し続ければいいのでしょうか。筆者は、「自分の活動時間の10%を新しいことに配分してみて」と言っています。新しい挑戦をどんどんしていくと、「試したこと」が自信につながります。新しいことに挑戦すれば、当然、失敗することもあります。しかし、10%の枠内だと失敗してもダメージは少ないでしょう。

人よりも少しだけ早く新しいことにチャレンジしよう

これは一番賛同できる考え方かもしれません。私は、昔から直感でピンときたものを挑戦するようにしていました。脚本の勉強を始めた一年後、動画の勉強を始めました。正確に言うと、高校生の時に動画の勉強を少ししていましたが、機材もソフトもないし、挫折しました。動画が来るのではないかと、ピンときて17年前に動画の勉強をはじめ、今は映画制作ができるようになりました。自分の今いる居心地の良い場所(コンフォートゾーン)を飛び出し、世界や視野の広がった体験でした。
筆者は「少し先」を読むだけでも、他者に差をつけられると言ってます。「今だ」と思った時にすぐに動ける準備やイメージも大切です。

スキルの振り幅は大きいほどよい

自分の経験と得たスキルを掛け合わせて強みにします。この掛け合わせる経験は、振り幅が大きいほど効果的だと言います。私は、長年「銀行員なのに、映画監督」という肩書きでメディアに取り上げてもらうことが多かったですが、「⚪︎⚪︎なのに、△△できます」と言うアピールにより、自分の存在に市場価値をつけることができます。

やる気がなくても「やる」と言う

私もやったことがないことで、不安に駆られながら「やります!」と言ってきました。私には、「やる気」は後からついてくるものだと言う持論があります。できるかどうかやってみないとわからないのですが、最初の一歩踏み出すのが一番難しいのです。一歩踏み出し、挑戦するうちに、達成したいという潜在意識がどんどん上がってきます。今まで動画を140本以上制作していますが、どれも最初からやる気があったわけではなく、引き受けてロケハンしたり調べるうちにどんどん「いい作品にしたい!」「完成させたい!」と思う気持ちが強まってきます。つまり、最初に「やる」と公言して、一歩踏み出した時点で6割終わっていると言うイメージです。

プロボノとはスキルを無償で提供して社会貢献すること

最近、副業がようやく解禁されましたが、私は17年間もの間、無償で動画制作をしてきました。それでもやって良かったと思っています。これまでの実績は何よりも価値があると感じているからです。プロボノとは、「スキルを無償提供して社会貢献する」ことですが、本当に必要な、無償でも積むべきです。また、プロボノだとワンランクもツーランクも上の業務に関われるチャンスも多くあると思います。この経験が振り幅の広がる要素になるからです。

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