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伊勢崎へ

お彼岸なので、おばあちゃんのお墓参りへ。

お別れしてから2回目のお墓は、いつもの心落ち着く場所になっていた。

亡くなって約8ヶ月。
去年、病院で会えなかった日からちょうど1年。

長くて早い時間だった。


今日はいせさきまつりに合わせて出掛けた。

早めにお墓参りを済ませて、昔よく行ったベイシアへ。

久しぶりに行ったら閉店を知らせるポスターが。

開店当時からおばあちゃんと買い物に行ったお店が閉店になるのは、本当にさみしい。

店内で買い物をして、正面入り口から出ようとしたら、伊勢崎ガチャを発見してしまう。

セーブオンかいせやがいいなと思ってまわすといせやが出た。

他にも焼まんじゅうとDUST・BOWL。

いせやの裏面はベイシアになっていて、テンションの上がる仕様。

いせやの頃も良く行ったな。いい記念。


お祭りが始まるまでまだ時間があったので、ゆっくり広瀬川のほうまで歩いてみる。

どこもかしこも思い出の場所。

つばめタクシー。

じいちゃんが飲みに行く時によく呼んでいて、夜に緑の電気が灯るのを2階から見ながら眠ったことを鮮明に思い出す。

裏道からゆっくり歩くとあちらこちらでそれぞれの町内のお祭りの支度をした人たちとすれ違った。

伊勢崎神社。

子供の頃、屋台のじんじゃコロッケを買いに行った場所。

お参りをして振り返ると強面のお祭り集団が入り口を占拠していて、びくびくしながら神社を後にした。

日向は暑いけれど秋の風が吹いていて、歩くのも気持ちがいい。

大好きだった伊勢崎織物の電飾看板はもうなくなっていて、時代の流れを感じる路地。

よくテレビに取り上げられる島田商店。
もんじやきにかき氷のいちごシロップが入っているらしい。

らしいというのは、ここは子供の頃からのお散歩コースで、実際に食べたことはなく、店外に流れてくる香ばしい匂いが思い出のひとつ。

パンの耳を持ってアヒルに会いに行った広瀬川。

ここはいとこの子供たちもたまに散歩に来ているようだ。

焼きまんじゅうは必ず大甘堂で。

開店と同時にあんこなしを5つ注文。

焼きたてをお土産にしてもらい、騒がしくなってきたお祭り会場へ戻る。

ここでは仮面ライダーショーが始まっていたが、司会のお姉さんがSNSに写真はあげないでねと申していたので、Kakaaとマンホール。

程なくして、続々と露店の営業が開始したので、食べたいものを見つけながらゆっくり歩く。

お祭りで唐揚げを買うなんて初めてだ。

気分がいい。

そういえば、板垣のキーホルダーもガチャにあった。

3回もまわしたのでもういいな。

幼い頃、あの辺の公民館でお祭りの練習会に混ぜてもらった記憶がある。

多分、じいちゃんが役員だったのか、笛の練習だった。

いせさきまつりをゆっくり見物するなんて、いつ以来かな。

何年か経って、今日のことも良かったなってきっと思い出すだろうな。

たくさんの良き思い出を残してくれた祖父母にはとてもとても感謝している。

伊勢崎は私にとって2番目の故郷。

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