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学士会館

山の上ホテルを撮った後、今年の暮れに閉館が予定される学士会館へも立ち寄りました。


学士会館。
前身は帝国大学出身者の親睦と知識交流を目的とした「学士会」で、先代の建物は1913(大正2)年1月築の木造洋風建築でしたが、同年2月に神田三崎町の大火で焼失、その後に利用していた仮の会館も関東大震災で焼失。
帝都復興事業が進められる中で、旧館は1937(昭和12)年9月20日に(設計は高橋貞太郎)、増築部分の新館は1937(昭和12)年9月20日に竣工(設計は藤村朗)。
外壁を当時流行のスクラッチタイルで施した、耐震・耐火の鉄骨鉄筋コンクリート造りで、2003(平成15)年1月、国の有形文化財に登録。
再開発事業計画により、今年の12月に一時閉館の予定。


戦時中の金属供出で失われた大燈篭を復元。





「日本野球発祥の地」記念碑

野球のボールを握っている手のオブジェは「日本野球発祥の地」の記念碑。
日本に初めて野球を伝えたとされるホーレス・ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念して建てられたもの。
なお、学士会館の周辺には他に、「東京大学発祥の地「や、同志社大学創業者である「新島襄生誕の地」の記念碑もあります。

写真は全て”La Sardina Camera 8Ball Edition”で撮影しました。

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