子供を育てていると
こうなって欲しい
こんな風に育ったら幸せなんじゃないか？
という理想を抱きます。

そして、
それから子どもがそれると少し不安になったり、
自分の思うように育つにはどうしたら良いか悩みます。

それはきっと悪いことではない。
自分の子どもに幸せになって欲しいと思うのは
親として当たり前の気持ちだから。

でも。
ひょっとしたら、そんな私の思いが娘を苦しめていることもあるかもしれない。
と最近感じます。

私はどちらかというと
積極的で細かいことが苦手で、楽観的。
人と関わることが好きで、アウトドアが好き。

娘にもたくさん友達をつくって、
外で元気に駆け回って、
ちょっとくらいの怪我は気にしない
逞しい子に育って欲しいと思っています。

ところが、
生まれたときから娘はとにかく人見知り。
１歳過ぎたくらいからは、お外よりお家で縫いぐるみと遊びたがり、
人が多くいる場所に出掛けると萎縮してしまって
あまり楽しんでいませんでした。


どうしたら、積極的になれるか。
そんなことを悩む日々。

そんなとき、
私たち親子を知る方から言われたのです。

「あなたと娘ちゃんは明らかに違う」

娘は、内向的で
あなたは、外交的。
あなたが気にしないことでも、娘は気になってすべてを吸収しようとして疲れてしまう。
だから、あまり他の人と関わりを持とうとできないんじゃないかな。と。

子どもが私と
全く同じ性格で
全く同じ考えを持つ訳ではないのです。

私が得意なことが苦手だったり
私が気づかない些細なことに敏感だったり。

私と娘はそれぞれ別なんだ！
と。気づかされました。

彼女のペースに合わせることも
私のペースを保つことも
どちらも大切で、良い距離感を持って
接していかなくてはいけないんだと思います。

一番大切なことは、
私と娘が違う人間だ！！
としっかり認めることなのかもしれません。