第四章 脳はお馬鹿さん、腸は?-007
7_現代医療の盲点
2020年の新型感染症の到来は、
現代社会の現実をあらわにする現象をもたらしました。
それは何か?と申せば、
ワクチンや特効薬がなければ、医療機関に受診しても意味がないことを、
政府はあからさまにしました。
なぜなら、医療機関でのクラスター化を恐れたからです。
なぜか?と申せば、
医療機関の多くは感染症外来であり、
しかも入院患者は免疫力の低下した人たちばかりだからです。
政府は移動制限時に報道を通して、医療とは対症療法による自然治癒力を促す行為であることを、あらためて消費者(国民)に説きました。
そして次のように述べたのです。
対症療薬が必要ならば、ドラッグストアーに用意してあります。
もしそれを必要と思うのならば、自らの選択で行なってください。
ただし、薬を飲むと免疫力の低下に繋がります、と。
そして次のように付け加えました。
「気をつけてください」と。(気とは?)
私たちはこのことを機会に、
自分の免疫力を低下させない方策を(他人任せにすることなく)
自ら探すことを試み始めたのです。
なぜなら、新型感染症に誰もが罹患する恐れが蔓延してきたからです。
少なくとも世界中の各々は、健康に良い食べ物を選択して食べることを
こころがけました。
(ようやく古(いにしえ)の教えが復活したようです)
さて、改めて私たちの不健康問題を
3つの面から再考してみたいと思います。
それは植物由来から生じているのか?
お腹が痛い、下痢、便秘、胸焼けがする。
気分が悪い。
情緒が不安定だ。
それとも動物由来から生じているのか?
頭痛や肩こり、腰や膝関節が痛い。
思考が集中しにくい、持続しずらい。
疲れやすい。
それとも、その両者をマネージメントする自律神経から生じているのか?
姿勢が悪い、めまいがする、体温調節がおかしい、まっすぐに走れない。
それにしてもなぜこれらの問題を生じるのか?について、
あごの機能不全から語った話を聞いたことがあるでしょうか?
つづく…
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