男たちが熟女に期待するものとは

あたしが若かった頃、自分より20年くらい先輩の女性は「オバサン」に属する人ばかりで、「熟女」系な人は、玄人(水商売や風俗や芸能界など「女」を売りにする商売)しかいなかったように思う。

だが今の40~50代あたりの女性は、ほぼ「熟女」系ばかり。「オバサン」にしか見えない女性のほうが、少数派ではないだろうか。

そもそも熟女の定義があやふやなので断っておくが、当マガジンにおける熟女規定は「女として『現役』っぽい中年女性」を指す。
具体的には、恋愛やセックスをエンジョイしているとか、美魔女になる努力を惜しまないとか、男女問わず若い子から「オバサン=圏外」扱いされていない女性の総称だ。
逆に「もうオバサンだから」と自虐に走ったり、女を捨てて楽な生き方をすることばかりを選ぶような女性は、もはや立派な「オバサン」である。

「女」として生きることは、決して楽ではない。性別が女であろうと「女扱いされる」カテゴリーに属するためには、努力が必要な場面も多い。哲学者ボーヴォワールも言っていたが、人は女に生まれるのではない。「女になる」のだ。

それでも若いうちは、スカート穿いて髪を伸ばしてピンクのリップでもつけておけば、まず男扱いされる心配はなかった。何のケアもせずとも髪は健康で美しく、肌は毛穴ひとつ見えず、食べすぎてもすぐやせられた。

だが熟女にさしかかる年頃になると、女でいるためには、並々ならぬ努力が必要となる。

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Kana Shimada

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