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3月と4月に読んだ本

百冊挑戦。三月に入ってから一気にペースダウン。そしてペースを取り戻せないまま4月が終わってしまった。(笑)

でも、緊急事態宣言下の新宿三丁目の999(カオカオカオ)っていうタイ料理屋さんが美味しすぎて、それからメニューとかのグラフィックや店舗デザインが秀逸すぎてすごく好きになったのでこの1ヶ月で3回もいってしまいました。
記録もさぼっていたのでひとまず記録だけでもと思い書きますね。

それから百冊挑戦。百冊読むことが目的化してきて本を読むということを純粋に楽しめなくなっている自分がいることに気づき、ひとまず百冊目標はお預けします。楽しく読める本。これまでに読んだ本も再読することが多いので、再読も含め、おすすめを紹介することにします。



勇気凛凛ルリの色 (講談社文庫) 文庫 – 1999/7/15 浅田 次郎 (著)

山崎亮さんが本を書く時は浅田次郎さんの本を読んでその文体を真似て書くと言っていたので面白そうだから読んでみた。なるほど。すごくリズミカルでスタッカートが効いていて、挑発的。ぼくもすごく好きでした。


隠喩としての建築 単行本 – 1983/3/1 柄谷 行人 (著)

建築学科で学んでいた大学2年生の時、建築家の難波和彦先生から勧められて読んだ本。そのあと何年かに一度なぜか読み返したくなる本。これを読んだからと言って何かの役に立つわけではないのだけど。思考をめぐらす、哲学する、批評する、指摘するっていう知的な態度というものについて僕の原風景は柄谷行人さん。難解なところもあるけど面白いですよ。

コンバージョンが都市を再生する、地域を変える 単行本 – 2004/9/1

今年度から法政大学デザイン工学部建築学科大学院の設計の演習授業の非常勤講師を勤めていて、出した課題の参考図書に選定した本。リノベーション・コンバージョンのプロジェクトがエリアを変え都市を再生するということがしっかり2004年には明らかにされていたということですね。

ボローニャ紀行 単行本 – 2008/2/29

地域再生とかリノベーションまちづくりとかに興味のある方はぜひ読んでみてください。数百年前から続くボローニャの都市のコンバージョンについて知ることができます。都市再生という視点でも、まちづくりという視点で読んでも、旅本という視点で読んでも、いろんな読み方ができる本。

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