フォークの日に:私を作った音楽
子供の頃は自宅での”音楽権”はもちろん親が持っていた。子供の私は彼らがかけるレコードを聴いているしかなかったわけで、意図しなかったであろうがその時代のフォークやポップスはしっかりと刷り込まれている。3歳ごろには母に連れられてイルカさんや南こうせつさんのコンサートにも行った。ぐずりもせずにお利口に音楽を聴いていたと母が言っていた。
自分で音楽を選ぶ様になったのは中学に入ってから(アルフィーさんです)でそれ以降はあっちやらこっちやらでいろんな音楽を聴いてきたが最近になって自分は物語の様な曲が好きなのだな、とわかってきた。今でも覚えていたり、今聴いても素晴らしいなぁと思う曲はどれも聴いていて・歌詞を読んでいて風景や人物、天気や音、そして感情などが見えてくるものが多い。
それは自分が本を読むのが好きだからか、それともそんな音楽の中で育ったので本を読むのが好きになったのか。親が聴いていた曲から学んだ言葉もたくさんあるし、耳だけで覚え後に字面を見てからあぁこういう意味かと理解するものあった。
今日(日本では昨日)は4月9日でフォークの日、ということでかつて我が家で何度も聴いて、そして多分私の感受性やら嗜好やら趣味やらを形作るのに加担したであろう今でも覚えている・今でも美しいなと思う曲をいくつかここに残しておきます。パッと頭に思い浮かんだ順です。
残念ながらどれも公式のサイトではないので、よかったらタイトルをサブスクで探してください。
イルカ:海岸通(1977)
オフコース:秋の気配(1977)
南こうせつ:うちのお父さん(1974)
甲斐バンド:バス通り(1974)
*おまけ アルフィー :ラブレター(1979)残念ながら我が家ではかかっていませんでした!くぅぅぅぅ!
この時代に私が音楽権を持っていたとしても、こんな曲を聴いていただろうなぁ〜
シマフィー
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