シマフィー

ウロウロしてたら海外の暮らしが33年も経っていました(驚)! 現在はアメリカ東の私立校…

シマフィー

ウロウロしてたら海外の暮らしが33年も経っていました(驚)! 現在はアメリカ東の私立校で歴史+イロイロを教えています。 海外生活・体験、英語・教育、昭和の思い出、自然、愛するアルフィー・ The ALFEE さん等、心と頭の中を大放出中!

マガジン

  • I Recall, Therefore, I Am

    山あり谷ありの海外生活。今思えば毎日が自分を作る・伸ばすチャンスの場でした。チャンスをつかんだこともあれば、逃したこともある。そして今振り返ってやっと”あれがチャンスだったんだ”と理解することもある。

  • 教師シマリス

    学校の授業、教育系のアレコレ、楽しく学ぶ工夫、そんなことを書いた記事をまとめました。 現在アメリカの私立高校で歴史と科学などを教えていますが、それ以前は日米を含め6カ国で英語・コミュニケーション学・言語学・人類学などなどを教えていた放浪教師シマリスです。

  • The ALFEE ONLY

    シマリスのアルフィー愛が色んな形で表現されている場です。 #アルフィー #TheALFEE

  • アメリカ生活:シマリスのだいたい今

    最近のお話をまとめました。シマリス界では最近とはだいたいここ10年以内のことです。

  • ちいさいシマリス

    昭和の子供はこんなんでした。

最近の記事

  • 固定された記事

運命に正しく動かされてこの仕事をしている

私は飽き性でひとつのことが長続きしたためしがない。 ピアノの練習、ブッククラブ、学生時代の研究、発掘調査、編み物、大好きなカフェ通い、日記やブログ・・・・いろんなことを始めてはほどほどまで行くと次に興味が移って辞めてしまう。Noteに一年以上も毎日記事を書いているのは自分にとっては奇跡であり、一年以上続けてもまだ楽しいnoteの魅力はすごいな、とも思う。ちなみにアルフィーさんにも全力で愛を捧げて2年になる(前回力を入れたのは30年前でした)が、アルフィーさんが48年続けてく

    • 5ドルで買う夢

      帰宅途中、ハイウェイをひとつ手前で降りると小さな中華料理の店を通る道に出る。(アメリカ東で教師をしています) ゴミを極力出さない生活を徹底し始めてからは、もう外食もテイクアウトもしていないが、この学校で働き始めた当時は何ヶ月かに一度、学校の帰りに中華をテイクアウトすることがあった。 包丁も握りたくない、電子レンジでチンするのもめんどい、パンをトーストするのもだるい、それほどに遅く疲れて帰宅することが多かった頃だ。 その小さな中華は、アメリカではどんなに辺鄙な街にでも必ずあ

      • 絵を描く自分

        何かのきっかけを作ることは、私の仕事の重要な一部だ(*アメリカ東の高校で教師をしています)。 授業中だけでなく、生徒たちと関わる時はどんな時でも、私の発言や助言や行動が15歳たちの人生をより良いものに変化させるきっかけになればな、と思っている。 若い彼らに限らず、私たち大人も何か新しいことを始められるかもしれない・何かを変えられるかもしれない気づき・・・小さな階段のような、甘い匂いのような、風のような、唸り声のような、張り手のような、そんな”きっかけ”に毎日何度も出会ってい

        • 1番の罪は何だろう

          私が幼い頃、小学校の時間割には必ず道徳があった。 今はどうなのだろう。普通の公立学校でモラルや人間性を教えたり語ったりする場はあるのだろうか。 私が教える私立校では低学年も高学年も道徳の授業は組み込まれていない。(アメリカ東で歴史を教えています) その代わり、かどうかはわからないが、色んな授業のなかで時には意図して時には偶然に人間の在り方や欲望や煩悩や親切心などについて話し合う機会がある。 先日、放課後9年生の留学生たちが私の教室で行われている補習に、一緒に文学の課題を読

        • 固定された記事

        運命に正しく動かされてこの仕事をしている

        マガジン

        • 教師シマリス
          106本
        • I Recall, Therefore, I Am
          93本
        • アメリカ生活:シマリスのだいたい今
          290本
        • The ALFEE ONLY
          95本
        • ちいさいシマリス
          21本

        記事

          世界はどう変わったのか:”Wind of Time" と”鋼鉄の巨人” The ALFEE

          The ALFEEの楽曲を聴いていると あれ、これとあれは同じ世界観かな? というペアに出会うことがある。それはもちろん作詞作曲を一手に担っている高見沢さんの”世界”がそれぞれの曲に反映されているのなら当然だろうとは思うが、ふとしたことで 同じかな? と発見するとイースターエッグを見つけたようにふふふふ、と嬉しくなる。 *イースターエッグ Easter Eggs とは復活祭(Easter)の日にゆで卵を庭や公園のどこかに隠し、子供たちがそれを見つけ出すというゲームになぞらえ、

          世界はどう変わったのか:”Wind of Time" と”鋼鉄の巨人” The ALFEE

          2023:最高にアルフィーな年だった

          アイドルとか推しとかキャーキャーなどとは程遠い場所に生きてきた私。 だが 2020年早々、コロナ禍で再びThe ALFEEと30年ぶりに出会い、彼らの声を聴かない、彼らのことを考えない、彼らへの愛を語らない日は1日たりともないほどの3年間を過ごしてきた。(*アメリカ東で教師をしています) もうすぐ70歳になる彼らこそが私のアイドルで、推しで、キャーキャーであり、彼らのおかげでこの3年私の胸は初めてとも思えるドキドキやワクワクやキュンキュンを制限なく感じている。 かつて冷

          2023:最高にアルフィーな年だった

          カフェで会うエンジェル

          またえらい無理難題を受けてしまったもんだ。 自分の創造性や技術を試す素晴らしい機会だし、大きな仕事だから報酬だって大きい。それでもちょっとだけ後悔していた。 天使って・・・どんな顔してんだ?さっぱりわからん *何となく続いている短編小説です。順に読んでいただくと人物と背景がよくわかります↓ 天使って・・・どんな顔してんだ?さっぱりわからん ギターを奇抜にカスタムメイドするスターがいるのはもちろん知っていた。 何しろ有名なミュージシャンだしそれまでに披露された数々のギ

          カフェで会うエンジェル

          どんぐりひとつ:お母さんが出ていった

          11月も半ばを過ぎ、もうすぐ秋学期が終わる。キャンパスの木々はここ1−2週間で一気に色を変え、足元にはたくさんの落ち葉とどんぐりがあった。(*アメリカ東で教師をしています)この時期になるとかわいいあの子の笑顔を思い出す。 ☆ 学校のメールのスパムフォルダーを整理していた。気づけばしばらく見ていなかったのだろう、何百件というジャンクメールが溜まっていた。 その1ページ目の一番下に見慣れた名前が見える。 ソンジエ M、とだけあったが、これはひょっとしてあのソンジエだろうか

          どんぐりひとつ:お母さんが出ていった

          すれ違いのシンクロニシティ:”夏しぐれ”と”ラブレター”

          ”夏しぐれ” 松本隆さん作詞(作曲は筒美京平さん)アルフィーのデビュー曲(1974年)そして”ラブレター”は高見沢俊彦さん作詞作曲の再デビュー曲(1979年)。 どちらもアルフィーにとってはデビュー曲であり、どちらも高見沢さんボーカルの名曲だ。 この5年の間にデビュー作、続作がヒットしなかったり、3作目シングルが発売中止になったり、と自分達ではどうすることも出来ない苦境が続き、高見沢さんはオリジナルの曲を書くのだと懸命に頑張ったらしい。”ラブレター”以降のシングル70作品ほ

          すれ違いのシンクロニシティ:”夏しぐれ”と”ラブレター”

          選ばれなかった、ごめんね

          今週はハロウィーンで沸き立つ我が校だがもう一つ大きなニュースにみんなそわそわしている(*アメリカの私立校で教師をしています)。 毎年春先に特別授業が3週間ほどあり、その選択科目の発表がこの時期に行われるのだ。 私立校だけあって特別授業の内容も豪華である。 キャンパスに残る生徒たちはプロを招いた映画作りのコースやこれまたプロによるテニスやバスケットのクラス、ミュージカルやエンジニアリングのコースも他所からプロを呼び集中講座が行われる。 そして同時にキャンパスの外で行われるコー

          選ばれなかった、ごめんね

          自信ってどうやってつけるの?

          ”先生、授業に関係ないんだけど質問があります” 周りの生徒が作文のアウトラインを書くのに忙しくしている時に、そっと手を挙げた女の子が訊いた。(*アメリカの私立校で教師をしています) ”どうやったら自分に自信がつくんですか?” まだ8年生、韓国からアメリカに来たばかりのの彼女は小さい体に大きなバックパックを背負い、私が放課後に教室を開放しているエクストラヘルプにやってくる。 英会話は上手に出来ているし意思の疎通ももちろん出来るが、授業で使うスライドや映像や小説となると難し

          自信ってどうやってつけるの?

          SHE IS MY NIKE

          私はアメリカの私立校で教師をしている。 日本で教員をやったことはないのであまりはっきりと断言は出来ないが、時々 ”日本ではやらないだろうな” と思われる行動を取ることになることがある。 まぁ正しく言えばアメリカ国内でも ”やらないだろうな” と思われることが多い。 その筆頭が生徒と手を繋ぐ、ということで、以前もこんなことがあった。 昨日、我が校の弱小サッカー部の最後の試合を見に行った。 チームの半分は国外からの留学生で、9月に来たばかりの子もいるし、8年生で入学して来年卒

          どんな和を想うのか:”平和について”

          "平和について”は2003年発売されたThe ALFEE のアルバム Going My Wayの収録曲で、当時坂崎さんが参加していたザ・フォーククルセイダーズでもカバーされた名曲。 作詞は高見沢さん、作曲は加藤和彦さんの2分30秒という短い時間に美しいギター、幸ちゃんの歌声、歌詞のメッセージがぎっしり詰められている。 その物悲しいようなメロディーと歌詞に、私は子供の頃音楽の授業で聴いたような、それより前にじいちゃんの部屋の古いレコードから聴こえてきたような、懐かしさを感じる。

          どんな和を想うのか:”平和について”

          死と祈りとSNS

          夏に同僚の奥様がガンで帰らぬ人となった。同僚に直接聞いたのではない。 学校が始まってすぐに職員会議で短く説明された。(*アメリカの私立校で教師をしています) 同僚はまだ学校に来ていない。ひょっとするとこのまま来ないのかもしれない。 けれど私はその奥様や同僚の状態を色々と細かく知っている。 他人が話題にするからだ。 ランチの席やオフィスでのおしゃべりに出てくると聞きたくなくても知ってしまう。 そして誰かが”苦しまずに亡くなってよかった”や "最後に二人で旅行に行ってやりたいこと

          死と祈りとSNS

          祝デビュー49周年:あなたがくれた50の幸せ

          今日8月25日は私の愛するアルフィーさんのデビュー記念日。 今年は結成50周年とデビュー49周年のお祝いです! 1974年のこの日に”夏しぐれ”(作曲は筒美京平さん、作詞は松本隆さん)でデビューしたときにお三方は若干20歳(桜井さんはまだ19歳)でした。 私個人も20歳は大きな節目でした。日本を出た歳です。 それからはや33年(えーーーw)アメリカを始め海外での生活になり日本の方が”第二の故郷”のような状態になってしまっています。 そんな私が18歳の時以来、30数年ぶりに出

          祝デビュー49周年:あなたがくれた50の幸せ

          学ぶのは何歳からでもいい

          私は教師なので普段は教える側、学ぶ人たちを相手にしている。(*アメリカ東の私立校で歴史を教えています)生徒たちには内容が何であれ、学ぶことが楽しい学んで良かった、と感じて欲しいと思いながら準備をする。 が、その手応えはすぐに感じないこともある。 自分自身も小さい頃から何か新しいことを学ぶのが好きなので興味があるものには何かしら手を出してきた。 この頃はYoutubeや個人のブログなんかで色々なジャンルのチュートリアルがあるので何か新しいことを始めたい人には嬉しい時代だろう。

          学ぶのは何歳からでもいい