見出し画像

【288/1000日後に島へ移住する話~島を知らない1万人へ島を届けるには~】

その方にとって、第二の故郷とよべる島と出逢うには、どんなアプローチが必要なのか。ひとつの仮説を考えています。

「第二の故郷への段階」
1段階 島へ行ったことがある
2段階 自分に合う島を色々と比べられる
3段階 島へと通い続けることが出来る
4段階 家族と言えるような関係性のある方がいる

家族と言えるほど仲良くなるには、相性だったり時間が必要となります。
自分に合った島を探して、あちこちの島へと通う。
そのため、島を知っている、島へ行く決断が出来ることが前提です。

画像1

「島へ行く」というのが、初めての方にはハードルが高いと感じています。
行き方が不安、現地でのことも分からない、旅慣れしていないと港の船乗り場にたどり着くのもドキドキします。これは、実体験です。
そこを乗り越えられたのは、島に知り合いが居たからでした。
その人に会いに行くため島行きを決め、行き方を調べたらそれで合っているかの連絡をして、現地では港へも迎えに来ていただいたりと、何から何までお世話になりました。

では、島へ行きやすくなるためにはどうすればいいのでしょうか。
ひとつの仮説として、島というカテゴリーが、より認知されて一般的になればと考えています。

【それぞれの段階に合った、島を知るきっかけがあること】
サッカーで例えると
・プロリーグ(それぞれの地域でのファン)
・オールスター(サッカー好きの祭)
・サッカー教室(サッカー初心者へ)
・地域のサッカー大会(サッカーを知らないけど、身内の応援で参加)

島に置き換えると
・プロリーグ(それぞれの地域でのファン)
→各島のファンやそれぞれの島の取り組み。

・オールスター(サッカー好きの祭)
→アイランダーなど。島の方の同窓会みたいな雰囲気。
 ※事前にオンラインイベントで知り合っていれば、
  内地の方が島の方に会えるきっかけになると考えています。

・サッカー教室(サッカー初心者へ)
→モニターツアーなど。

・地域のサッカー大会(サッカーを知らないけど、身内の応援で参加)
→鹿児島物産展や銀座界隈の島根館などの地域ショップ。
 ※食材やお酒の購入、店頭の話で島と出会う。
  食というカテゴリーから、島を知る。

画像2

【企画や仕組みだけでは乗り越えられない、お金と時間の壁】
サッカーファンではない方が、チームを知ったとしてもプロリーグの試合は見に行かないです。
行くきっかけで多いのは、友人や知り合いに誘われてではないでしょうか。

となると、島の方やファンとまだよく知らない方が出会う機会を増やし、島自体を知っていただくために、食、アクティビティ、風景、旅などカテゴリーを越えた発信が必要となってきます。
ここで大切なのは、カテゴリーを軸に島同士が手を取り合う、オールスターのような企画だと考えています。

カヤックでくくり、鹿児島県・奄美大島のマングローブカヤック、新潟県・佐渡島のナイトカヤック、北海道・利尻島のシーカヤック。
これらが連動することで、他の島を知らない方、カヤック好きな方がそれぞれの島をめぐることになります。

島に関わる方の分母を大きくしていくことで、
第二の故郷としての島と出逢えるきっかけが増えたらと願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?