#31 受け取ったボールは鬼ホールドせずさっさと投げろ
こんにちは、夫婦でダンススタジオを営むシマムラ(妻)です。
わたし、締切と待ち合わせ時間を守らない人、大嫌いなんです。
だから、自分も絶対にしないよう昔からすごく気を付けていて、記憶にある限り仕事で締切オーバーしたことも、友達や仕事の約束時間に遅れたこともない。
別に周囲の人に「どんな理由があれど締切も時間も絶対遅れるなよ」とクギを刺したくて話しているんじゃない。
今日伝えたいのは、受け取ったボールを鬼ホールドするな、ってこと。
約束時間ではなく、主に締切についての話だ。
■締切を守れないマンは信頼されないマン
仕事や学校関連など、あらゆるシーンで「締切日」を設定されること、設定することは多いだろう。
「このプリントの提出は来週金曜日までです」
「図工で使う空き箱は20日までに用意しましょう」
「この案件の納期は明日中です」
子どもも大人も、いつも何かの締切や期日を負いながら生きている。
さて、その締切日をしっかり守れる人はいかほどか。
うーん、まあ9割くらいは守れるか。
でも残りの1割は締切日を超えてから反応してきたり、むしろ無反応だったりする。
締切を設けている側からすると、
「いやいや、だいぶ余裕ある締切日設定だったでしょ」
と思うことも多々あるが、締切に遅れる人というのは期日に余裕があろうがなかろうが、しっかり遅れる。
そして、締切を設定している側の事情をまったく想像できていない。
ひとり遅れると全体の進行がまったく進まないことや、遅れている人の催促をするために人手と時間が食われることをわかっていない。
締切を設ける側は「あの人はいつも締切を守ってくれない」となり、当然だが信頼は地に落ちる。
ああ、なんてもったいない。
ただ締切を守るだけでよかったのに、ちょっと手を抜いて、気を抜いたことで信頼度はだだ下がりだ。
■ボールはすぐ投げよ! 毎日投げれば楽になる
超絶でかいプロジェクトを取りまとめるとかでなければ、日常に溢れている締切や期日を守るなんて基本的に難しいことじゃないんだから、守ればいいじゃん。
わたしが心得ているのは「受け取ったボールはすぐに投げる」だ。
ボールはホールドしない。
納品日が5日後でも、3日後には納品。
明日までに返信くれればいいよと言われても、今日返信。
来月使う図工の空箱も、今月用意。
今すぐやればいい、それだけの話。
「そんなこと言っても今日やるべきことで手いっぱいだ」
という人もいるかもしれないけど、それは違う。
今日やるべきことを昨日、おとといのうちにやっておけば、今日の予定は空いている。
日々、ボールをホールドせずに前倒しで投げ返してさえいれば、仕事もプライべートの用事も積もり積もったりはしない。
■締切日がないときほどさっさとボールを投げよ
そして、気を付けたいのは締切日や期日がないシーン。
「来年のイベントの企画案を暇なときに出しといて」と言われたときや、「見積もり算出してまた連絡します」、または「今度一緒に遊ぼうね」と言ったとき。
特に締切日を相手が設定していないときほど、わたしはさっさとボールを投げる。
理由はふたつ。
ひとつは、締切がないことで自分のおしりに火がつかず、いつのまにか忘れるリスクが高まるから。
だから、さっさとやってボールをあっちに渡してしまう。
早いアクションは相手からも喜ばれるし、自分もボールをいくつも抱えることがなく身軽でいられる。
もうひとつは、相手と自分の思う「だいたいこれくらいだろう」という締切日予想に乖離がある可能性が高いから。
自分は「1週間くらいでいいかな」と思っているのに、相手は「数日中だろう」と思っていたら、締切日はなかったのにもかかわらず遅い判定をされてしまう。
なら、締切日をしっかり設定して相手とニギっておいた方がいいくらいだ。
実際、以前ある業者に見積もりを依頼して、「関係各所に確認して見積もり出して連絡します」と言われたのに、2か月たっても音沙汰がなかった。
わたしは数日中には連絡来るだろうと思っていたのに、まさかの2か月!
締切守れないマンが大嫌いなわたしは、締切日は設定していなかったものの2か月音沙汰なしというこの相手と仕事をしたいと思えない。
反面教師として、やはりボールはさっさと手放すに限るなと思った次第だ。
あなたは今、いくつ「締切」「期日」というボールを抱えてる?
大人も子どもも、先延ばしにしてもいいことなんてひとつもないから、地道にひとつずつボールを投げていったらどう?
そして、明日から受け取るボールは、なるはやで手放そうじゃないか。
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