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台風と共に生きる島

みなさんこんにちは!紅しょうがです!
今回のテーマはずばり 台風 です
奄美はの位置する南西諸島は毎年多くの台風が通過します そんな奄美は毎年台風によって様々な被害や影響をうけているのを知っていますか?
それでは見ていきましょう!


まず台風とは?

まず知っていると思いますが台風についての基本的な情報をお伝えします! みなさんは台風がいつ台風と呼ばれるかを知っていますか?実は台風というものはもともと熱帯低気圧なんです!北大西洋または南シナ海に存在し、最大風速が17.2m/s 以上にまで発達したもののことを指します またニュースや新聞などで「非常に強い台風」
「猛烈な台風」という言葉を聞いたことがありますか? 実は言い方を分けることで台風がどのぐらいの勢力なのかを表しているんです!

猛烈な台風は最も勢力の強い表現である

この場合 ニュースキャスターが「猛烈な台風の台風○○号が接近しています」と説明すると どのぐらいの勢力の台風がくるか分かりますね!

またみなさんは雨台風・風台風という言葉はご存知ですか?その名のとおり雨もしくは風どちらかによる被害が大きいかを表す表現となっています
しかしこれらは台風が過ぎ去ってからどちらの被害が大きいか分かることも多くやって来る前に断定するのは控えましょう 台風の日にはなるべく水場に近づかないようにしてくださいね!

奄美と台風

先程奄美と台風は関わりが強いといいましたがほんとにそうなんでしょうか?それを裏付けるデータがあります

2021年までに奄美に接近した台風の統計


これはタイトルにもあるとおり2021年までに奄美に接近した台風の数です 台風シーズンと呼ばれる7〜10月の接近数がやはり多くなっていますね
近年でいえば2018年は9個もの台風が奄美に接近したと記録されています  本土と比べてみると奄美の1991年から2011年の21年間の接近数は約4.14個であり、本土の2.81個を2倍近く上回っています これはまさに台風と馴染みが深い島と言えるでしょう 小さい台風なら何も対策をしない家もあるぐらいですから でも台風は立派な自然現象です 侮らないようにしましょう

台風による影響in奄美

本土の人にとって台風はどう映るでしょうか
よく本土の学生達が「学校が休みになるから来て欲しい!」や「停電とかワクワクするから来て欲しい!」などの声を挙げているのを聞きます この意見に関しては私も同じ気持ちです(そうでない人もいると思いますが)
 しかし奄美には圧倒的に他の地域とは違う影響を台風によって受けてしまうのです その影響とはずばり 船の欠航 です 離島である奄美には船で食料品や生活用品を運んでこなければなりません
そのため船が欠航したらスーパーやコンビニの棚は空っぽになってしまうのです

欠航で空っぽになった商品棚

ただの嵐での欠航だと1〜2日で入港できるようになりますが台風の場合 台風が近づいてる状況から欠航を余儀なくされてしまうと、その後台風が過ぎ去って北上するまで船が出せない!という状況になるので結果的に1週間の欠航になってしまったりします 長く奄美を経験している人々は台風が来そうとなった時点で必要なものの買いだめしておくということをします これは住んでみなきゃ分からない知恵ですね 実際転勤してきた先生たちは船が全く入らず、店の棚には何も並んでいない状況にびっくりしていました 買い占めるのは良くないですけど事前に備えることは大切ですね

品薄だったら牛乳が店頭に並ぶ様子

またこのように長い欠航が終わり船が入ると島民は店に駆け込みます 牛乳やヨーグルトといった乳製品だったり パンや肉、魚などの食料品を求めてきた島民のおかげでものすごく店が繁盛してみえるのもまた島の風景です 

まとめ

奄美という島には毎年多くの台風が接近する
数ある影響のなかで奄美独特といえる影響が
「船の欠航問題」船によるライフラインで繋がれている奄美は欠航になるとものが不足し、入港が可能になると店には客が殺到する

これからもきっと来る台風
その度に島民の知恵は増すでしょう

紅しょうががお送りいたしました

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