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夏休み子ども科学電話相談7月23日ピックアップ「カブトムシを洗濯機で洗っても平気なのはどうして?」ラッキーカブトムシ爆誕

今年もNHKラジオ番組『夏休み子ども科学電話相談』がやってきました。

このnoteでは、毎日ひとつの質問を取り上げ、ちょっとだけ深く掘り下げます。というわけで本日にピックアップはこちら。

虫かごのフタがちゃんと締まっていなかったのか、夜中にカブトムシが逃げ出して洗濯機に入ってしまい、お母さんがネットに入れて洗ってしまったとのこと(意識してカブトムシをネットに入れるとは考えにくいので、カブトムシが逃げ込んだ先は洗濯機の中にある衣類の中で、お母さんが気付かずに衣類ごとカブトムシをネットに入れたかもしれない)。

洗い終わったらネットの中からカブトムシが出てきたけど動かなかったので、そのままカウンターにおいて出かけたところ、帰ってきたら床で動いてたらしい。

非営利団体昆虫科学教育館館長の久留飛先生によると、キーワードは「気門」。昆虫が酸素を取り込むのに使っているものです。気門についてはNHKコンテンツをどうぞ。

久留飛先生いわく、昆虫は「溺れる」ということがないらしい。気門があるからということだけど、気門から水が入らないからなのか、気門を閉じることができるかどうかまでは放送では不明。

酸素はどうするんだ、というのも気になる。洗濯機だと水が入っているのは10分くらいだから、もしかしたら10分くらいは酸素がなくても大丈夫かも。

ただ久留飛先生は脱水のときの激しい回転のほうが気になるらしく、脚がもげる可能性があるとのこと。無事だった今回のカブトムシはラッキーだったらしい。ラッキーカブトムシ。

今日はここまで。1週間以内から聴き返すことができます。

この質問は11時台の5分過ぎから。そのまま次の質問である「からあげ座を作りたい」5歳の女の子にも注目です。

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